お役立ち情報

2025.10.07

時計が読めない・時計の計算ができないときに見るべきポイント

― 発達支援教室クローバーより ―

「時計が読めない」「時計の問題になると固まってしまう」
そんなお悩みをお持ちの方、多いのではないでしょうか。

実は、“時計が読めない”の裏側には、5つの課題が隠れています。


🧩時計が苦手な子に見られる5つの課題

1️⃣ 数の認識が弱い
 → 数字を「記号」としてではなく、「意味ある数」として感じにくい。

2️⃣ 数の“量”のイメージが弱い
 → 5と8の違いを「感覚的な量」として捉えづらい。

3️⃣ 計算が苦手
 → 10進法や繰り上がり・繰り下がりの概念が曖昧な場合がある。

4️⃣ 時計そのものに“なじみ”がない
 → 時計を使う経験が少なく、日常に結びついていない。

5️⃣ 「時計の量」が腑に落ちていない
 → 1時間=60分、長針の動きと短針の関係が“感覚的に”理解できていない。


👀さらに見逃せない「目の使い方」

時計が読めない背景には、
**ビジョントレーニング的な課題(目の運動)**が関係していることもあります。

たとえば、

  • 文字盤のメモリを追うのが難しい
  • 長針と短針を同時に認識しづらい
  • 目の動きがスムーズでない

こうした場合、**目の動きを整える練習(追視・焦点移動)**もサポートに有効です。
発達支援では、認知と視覚の両面から支えることで、理解が深まります。


🔁実際の支援で見られた変化

発達支援教室クローバーでは、
時計が苦手なお子さんを数か月にわたり支援した結果、
「今何時?」「あと何分?」という問いに自分で答えられるようになったケースが多数あります。

最初は“他人ごと”のようだった時間の感覚が、
「自分の生活と結びつく感覚」になってくると、
時計が読めるだけでなく、生活リズムそのものが整っていくのです。


🌱家庭でできるサポートのヒント

  • おうちの時計を見せながら「今、○時だね」と声をかける
  • 食事・入浴・就寝などの前に「あと何分?」を一緒に確認する
  • 長針と短針の役割をカードなどで“見える化”する

こうした小さな積み重ねが、時計理解の大きな一歩になります。


💬まとめ:時間を“感じる”力を育てよう

時計が読めるようになることは、
単なる学習スキルではなく、時間の感覚=生活の自立につながります。

焦らず、繰り返し、
「今、何時?」「あと、何分?」と生活の中で使っていくことが大切です。

あなたのお子さまにも、必ず“できる瞬間”がやってきます。
焦らず、一歩ずつ進んでいきましょう。


🍀体験してみませんか?

発達支援教室クローバーでは、
「時計が読めない」「数の概念が定着しない」などの課題を、
お子さま一人ひとりの特性に合わせてサポートしています。

👩‍🏫 専門スタッフによる個別アセスメント
💬 ご家庭での関わり方アドバイス付き
🌸 診断前・グレーゾーンの方もOK

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