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2026.09.17

「待つ」がわからなくて大荒れする

① 最初の困りごと

ほしいものが目の前にあるのに、「クリスマスにもらえるよ」が通じない。今ほしい、と大荒れする。

保護者の方は、こだわりなのか、駄々なのか、区別がつかず、毎回押し切られるか、大喧嘩になるか、になっていました。

② 何を観察したか

  • いつ:ほしい物が目の前にあるとき、約束の「あとで」が出た直後
  • 何の直後か:「待つ」ということばは聞こえているが、感覚として分かっていないとき
  • 言葉:心配だと何度も同じことを言って安心する、という確認も並行している
  • 環境:図示して「待つ=叶うまでの間」と見せると、すっと納得した

こだわりに見えても、中身は「本当に今ほしい」と、「待つ」の概念がまだないことでした。

③ 実際にした支援

  • 「そっか、ほしいね。買えなくて悲しいね。でもクリスマスにもらえるよ」と気持ちだけ返す
  • 流してよい、と保護者の方に伝える(議論で勝たない)
  • 「待つ」を図で示す
  • している/していない、など、つまずきを感覚・概念の問題として見る

④ どう変わったか

家で「待つ」を図示したあと、すーっと納得して怒らなくなった、と報告がありました。保護者の方は大発見だった、と話しています。

すべてが消えたわけではありませんが、「通じない子」が「概念がなかった子」に変わりました。

⑤ 親はどう変わったか

「だだをこねる子」ではなく、「まだ『待つ』の地図を持っていない子」と見る目が変わりました。

押し切るか怒鳴るか、以外の第三の手が見えると、外出前の心臓の音が少し違います。

⑥ 最後に一般化

同じ「今すぐほしい」でも理由は一人ひとり違います。
この方法をすべてのお子さんに当てはめるものではありません。

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