
細井はるよ
発達支援教室クローバー代表/発達支援・保護者支援
子どもの「困った行動」には、理由があります。
かんしゃく、噛む、叩く、切り替えが苦手、ことばが増えない、集団に入りにくい、学校に行けない——。
私は、目に見える行動だけを止めようとするのではなく、
「なぜ、この子は今こうしているのだろう」
と考えることから支援を始めます。
子どもの発達段階、ことばの理解、感覚、コミュニケーション、見通しの持ちにくさ、周囲の環境などを整理し、その子に合った具体的な方法を考えていきます。
私は保健師として、子どもや家族の相談支援に携わってきました。
その後、発達支援について専門的に学び、愛知教育大学大学院で特別支援科学を修了。現在は大学の非常勤講師として、発達支援や特別支援教育に関わる教育にも携わっています。
発達支援教室クローバーでは、これまで15年以上、親子の支援を続けてきました。
また、発達支援・子育てに関する著書を5冊出版しています。
しかし、私が最も大切にしているのは、肩書や知識の量ではありません。
目の前の子どもを見て、その家庭で本当に実行できる方法を考えること。
それが私の支援の基本です。
発達相談では、
「様子を見ましょう」
「家でも練習してください」
「もっと褒めてあげてください」
と言われても、
では、明日の朝から具体的に何をすればいいの?
と困ってしまう保護者が少なくありません。
クローバーでは、できるだけ具体的に考えます。
例えば、
を一緒に整理します。
そして、
やってみる → 結果を見る → 方法を変える
ことを繰り返していきます。
子どもの発達支援を15年以上続ける中で、強く感じてきたことがあります。
それは、子どもだけを支援しても十分ではないということです。
子育てをする保護者が疲れ切っていたり、園や学校との関係に悩んでいたり、家庭でどう関わればよいかわからなければ、良い支援も続きません。
そのため現在のクローバーでは、
子どもの発達支援と、保護者への伴走支援
の両方を大切にしています。
保護者に「もっと頑張って」と求めるのではなく、
今の家庭なら、何ならできるだろう。
を一緒に考えたいと思っています。
行動には、必ず何らかの背景があります。
無理に周囲へ合わせるのではなく、必要な力を一つずつ育てます。
専門家の前だけでできる支援ではなく、生活の中で使える方法を考えます。
専門家が答えを押しつけるのではなく、実践した結果を見ながら修正します。
発達支援だけですべてを解決できるとは考えていません。医療、福祉、教育など、他の支援が必要な場合には適切な機関との連携を考えます。
| 経歴 | |
| 2026年8月 | 知立市議会議員当選 |
| 2024年9月 | 発達障害の子のアマトレのススメ〜甘えを育てながら自己肯定感を高める発達支援 ぶどう社 |
| 2020年2月 | 凸凹の子どもの教室づくり (教室運営がうまくいく9つのコツ) ぶどう社 |
| 2016年3月 | 自閉症スぺくトラムの子育て ぶどう社 |
| 2016年1月 | 初の著書『保護者のための発達支援ガイド』を明治図書より出版 |
| 2015年10月 | 愛知県障害者能力開発校の委託講座を開催 愛知教育大学で非常勤講師として勤務 |
| 2015年9月 | NPO法人ぎふと理事長に就任 |
| 2015年2月 | 日本発達心理学会に入会 |
| 2014年12月 | 日本特殊教育学会に入会 |
| 2014年11月 | 日本公衆衛生看護学会に入会 |
| 2014年9月 | 愛知教育大学大学院 特別支援教育科学専攻 教育学修士取得 |
| 2011年4月 | 発達支援教室クローバー設立、運営を開始 講演会活動を開始 |
| 2010年12月 | 市での発達支援について不足を感じる。 より深い個別的な支援の必要性を感じる。 今までの母子保健、発達支援の経験と技術を 駆使して発達を促す事業を人生のテーマととらえる |
| 2008年8月 | 養護教諭免許取得 |
| 2001年4月 | 愛知県刈谷市役所へ保健師として勤務 |
| 2001年3月 | 保健師免許取得 |
子どもを見て、
「どうしてできないんだろう」
ではなく、
「どうしたら、この子に伝わるだろう」
と考える。
そして保護者にも、
「もっと頑張らなければ」
ではなく、
「これならできそう」
と思える方法を持ち帰ってもらう。
それが、クローバーで私が続けていきたい発達支援です。