2025.11.03
噛む、叩く、がひどかった幼稚園児が、1年後に2語文を話し、
3年後には暴力を自分で制御できるように——Sくんの成長記録
「うちの子、お友達を噛んでしまうんです…」
「叩いてしまって、幼稚園から呼び出されました…」
そんな電話を受けるたび、心臓がドキドキして、お迎えに行く足が重くなる。
お子さんの暴力・暴言に悩むあなたへ。
今日は、同じ悩みを抱えていたSくんのお母さんの体験をお伝えします。
最初のSくんの状態(幼稚園時代)
– 暴力:噛む、叩く、がひどい
– 言葉はない
– 気持ちを言葉で表現できない
幼稚園の先生からは、毎週のように連絡が来ていました。
「今日もお友達を噛んでしまいました」
「叩いてしまって、相手のお子さんが泣いています」
お母さんは、申し訳なさと、
「なぜうちの子だけ?」という思いで、毎日が辛かったそうです。
多くの親御さんは、こう考えます。
「性格が悪いのかしら」
「しつけが悪かったのか」
「発達障害だから仕方ない」
でも、違うんです。
お子さんは、言葉で伝える方法を知らないだけなのです。
言葉がないから、体で表現する。
それが、叩く、噛む、という行動になっているだけ。
つまり、言葉を獲得すれば、暴力は減るのです。
クローバーでは、まず「やって」をサインから教えました。
Sくんは、4か月かけてサインを習得。
そして、自発的に使えるようになりました。
そのうちに、発語がついてきました。
「やって」と声に出せるようになったのです。
そして、「ありがとう」「やめて」も教えていきました。
「ジュース ちょうだい」
「ママ やって」
Sくんは2語文を話すようになりました。
暴力はだいぶ減ってきました。
ただ、ゼロではありませんでした。
放課後デイで、まだ叩いてしまうことがあったそうです。
そして3年後。
Sくんは3語文をぺらぺら話すようになり、驚くべき変化が起きました。
暴力を自分で制御しようとする節が見られるようになったのです。
教室では抑えていますが、たまると叩きたくなる。
そんな時、Sくんは机をたたくようになりました。
人を叩くのではなく、机を。
これは、大きな成長です。
お子さんの暴力は、決して「悪」ではありません。
それは、「助けて」「分かって」「伝わらない」というSOSのサインなのです。
そのサインを理解し、言葉で表現する方法を教えてあげる。
それが、クローバーのアプローチです。
もし、あなたのお子さんが:
– 噛む、叩く、などの暴力がある
– 言葉で伝えられない
– かんしゃくがひどい
そんな状態でも、適切なサポートで必ず変化は起きます。
ただし、「すぐに」ではありません。
Sくんも、1年、3年という時間をかけて変化していきました。
でも、今日始めなければ、1年後も同じままです。
今が、変化のタイミングです
発達支援教室クローバーでは、相談を実施しています。
お子さんの行動の「意味」を一緒に読み解き、最適なサポート方法をご提案します。
【相談は月10名様限定】
– 幼稚園・保育園から連絡が来るのが怖い
– お友達とのトラブルが絶えない
– このままでは小学校に上がれないかも…
そんな不安を抱えているなら、今すぐご相談ください。
お子さんの「暴力」が「言葉」に変わる日は、必ず来ます。
▼相談のお申し込みはこちら▼