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2026.08.18

「いや」が言えないから、かんしゃくになる からの変化

いや、が言えないから、かんしゃくになる

① 最初の困りごと

外出すると、ぐずりが長く続く。
家でも、思いどおりにならないとものを投げてしまう。

「やって」は言えるのに、「いや」が言えない。
保護者の方は、次にいつ爆発するかが怖くて、先回りして従う日が増えていました。

② 何を観察したか

かんしゃくは、気まぐれではありませんでした。

  • いつ:欲しいものが手元に来ないとき、こちらが断った直後
  • 何の直後か:リモコンがうまくつかない、一緒にいてほしいのに離れる、など「わかってほしい」場面
  • 言葉:オウム返しはできる。「やって」は多用する。でも「いや」「いっしょにいて」は出てこない
  • 環境:一人にされると投げたり叩いたりしやすい。そばにいて代弁されると、荒れる時間が短い

叩く・投げるは、「つらい・かなしい・悔しい」を身体で出しているように見えました。

③ 実際にした支援

  • 「やって」のあとに、その場で本当に必要な言葉(「あけて」など)をのせて言わせる
  • 叩いてきたときは、抱きしめて叩けない形にし、気持ちを代弁する
  • かんしゃくのあとは放っておかず、よしよしして「思いどおりにならないこともあるけど、大丈夫」と伝える
  • 親の声かけを、「やめなさい」より「わかってほしいんだね」に変える

断ることも練習に入れました。言いなりになると、怒りが強化されてしまうからです。

④ どう変わったか

4か月ごろ、「やって」「かして」が安定して言えるようになりました。
ものを投げる回数は減りました。

半年近くになると、怒ることはあっても、かんしゃくでものを投げることはなくなった、と報告がありました。
家事の途中でも、ことばで呼んで許可を取る姿が出てきました。

⑤ 親はどう変わったか

「かんしゃくがひどいから鍵をかける」ではなく、
「今はパニックではなく、怒っている。慰めて心を整える番だ」と見る目が変わりました。

子育てが楽になった、という言葉も出ています。
先回りして従う日が、少し減りました。

⑥ 最後に

同じ「かんしゃく」でも理由は一人ひとり違います。
この方法をすべてのお子さんに当てはめるものではありません。

うちの子の場合を整理したい方へ
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