2024.03.07
人の気持ちを理解するまでには5段階あると考えています。
①子ども自身の感じた気持ちがことばで理解できる
②子どもが、自分と他人がほぼ同じ感覚だと理解できる
③子ども自身が他人とリンクして感じることができる
④子どもが、他人の気持ちをことばで理解することができる
⑤気持ちがわかることを表現することができる
今回は、②子どもが、自分と他人がほぼ同じ感覚だと理解できる、についてお話しします。
この段階は、なかなか奥が深いのです。
1 子どもは私たちと同じ感覚だと思えていないのか?
2 どうしたら同じ感覚だと思えるようになるのか?
という疑問があるからです。
一つずつ説明します。
1子どもは私たちと同じ感覚だと思えていないのか
については、【最初(初期)には、思えていません】が答えです。
それはなぜかというと、脳の不具合によって、人から学ぶ機会を得られず
感覚が原始的なところにとどまっているからです。
私たちが通ってきた道にまだとどまっているという感じです。
具体的にどうなのかというと、【過度に敏感】ということばがあっているように思います。
2どうしたら同じ感覚だと思えるようになるのか
については、①の段階を経たのちに得られてきます。
あ、その気持ちや感覚、僕と同じだ!
という理解が育たないといけないですから。
まずは自分の気持ちがわかることが大切ですね。
では、どうしたら同じ感覚だと思えるのかというと
ここには2つ必要なことがあります。
1まねを通して、身体がほぼ同じだと感じること
2相手の気持ちをことばと身体で聞くことによって理解すること
1まねは手遊びがおすすめです。
2は、やり取りの中で、こちらの気持ちをきちんと伝えていくことが必要です。
この支援によって、同じだと思えていくことでしょう。
あなたを応援しています!
具体的に学ぶには、講座をどうぞ。