お役立ち情報INFORMATION
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2024.03.20
早期療育が必要な理由
早期療育が大事というのはなんとなく言われております。 その理由、しっかりと分かっていますか? その理由、説明します。 早期療育が必要な理由は 5つあります。 ①8歳まで脳の可塑性が活発だから ②幼少期に関係性が整うと、学ぶ幅が増える ③早期に生きやすくなると子どもはしあわせ ④ネガティブな経験が積み重なる前に好ましい体験が積める ⑤母子関係に甘え関係が育てやすい です。 ①8歳まで脳の可塑性が活発だから 脳の不具合が発達障害を引き起こしています。 脳に不具合がある部分をほかの部分が補って、能力を高める働きを 可塑性と言います。 8歳まで活発と言われていますので、それまでにすると効果絶大です。 ②幼少期に関係性が整うと、学ぶ幅が増える 関係性には甘えも含まれますが、安心の関係が育っていくと 学ぶ幅が増えます。 その理由は、世界への恐怖が減り、人から学ぶ機会が増えるからです。 物事は、人から学びます。 ③早期に生きやすくなると子どもはしあわせ 早期に苦手を克服し、生きやすくなって行けば、おのずから周囲との交流が増えます。 そうすると、学ぶ機会も増えますし、わかってもらえる機会も増えます。 幸せを感じるでしょう。 ④ネガティブな経験が積み重なる前に好ましい体験が積める 大きくなるたびに、無理解から生じるさまざまなネガティブな経験が積み重なります。 それは症状が重たければ多くなります。 すると、かたくなになってしまう部分があったり、変なこだわりが生まれていたりします。 教えにくいし、受け入れにくい状態になっています。 それは悲しいですね。 ですから、早期に療育をはじめて生きやすくして、好ましい経験を積めるようにしたほうがいいのです。 ⑤母子関係に甘え関係が育てやすい これは、母親ならわかると思いますが、 よしよし、ぎゅー、べたべた、は小さいほうが違和感ないですよね。 この行動はすべて甘えを育てるために必要なので、したいことです。 しかし、大きくなると違和感たっぷりなので、避けてしまいがちです。 するとせっかく甘えが育って学ぶ力が増すのに、それを逃します。 ですから、幼少期に甘えを育てて、親子がともに生きやすくなるほうがいいのです。 早期療育、しましょう! 具体的な方法は講座で学べます。 体験もどうぞ。
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2024.03.19
言いなりにならないほうがいい理由
言いなりになるとは、 泣かさないために親や支援者が機嫌をとったり 泣かさないために、機嫌が悪くならないために刺激を避けたりすることです。 頼まれてもいないのに【してあげる】も同じです。 機嫌を取るために、してあげたり、言いなりになってしまうのです。 言いなりになるのがよくないのは 【頼まなくても他人がしてくれる】 【自分の気持ちを他人が改善してくれる】 という意識を育ててしまうからです。 それは大きくなっても変わりません。 それでもし続けますか? ちなみに、 【頼まなくてもしてくれる】意識は、してくれなかったときやちょっとずれた時に すごい勢いで荒れます。かんしゃく起こします。 【自分の気持ちは他人が改善してくれる】意識は、気持ちを自分でコントロールする力を 奪います。 自分で気持ちのコントロールするのは面倒なので 八つ当たりしたり、荒れ狂ったりします。 そうした対処法しか身に着けられません。 その将来、欲しいですか? 嫌なら、言いなりはやめましょう。 ちゃんと気持ちを向き合わせ、そして気持ちをわかってよしよししましょう。 アマトレです! 具体的な方法を学びたいときは講座がおすすめです。 体験もお待ちしております。
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2024.03.16
発達支援にこそ、健全な関係が必要な理由
発達支援というと、どうも【してあげる】関係が横行しているように感じます。 そうすると、結局発達支援にならなくて 子どもに成長がない理由をお話しします。 1 健全な関係 2 健全な関係ではないといけない理由 という構成でお話ししましょう。 健全な関係とは 健全な人間関係とは、【NO】が言える関係です。 きちんと意見が言える関係、気持ちを伝えられる関係が健全です。 健全な関係の時、人はおおざっぱに気持ちが通じ合い 合わせあう関係ができています。 負担が少なく、ありのままでいられる感じでしょう。 健全な関係でないといけない理由 健全だからこそ、意見や気持ちを言い合えます。 そもそも、マナーや社会性は【伝えあうことから】学びますよね。 人が嫌だから、しないわけです。 人が喜ぶから、するわけです。 これはどこから学ぶかというと、【人と人の関係から】です。 お気づきでしょうか。 【してあげる】のは、気持ちを聞いていませんし 気持ちを伝えていません。 そうすると、学ぶべきことが抜け落ちてしまうのです。 もったいないですし、自立に向かいません。 【してあげる】【言いなり】はやめましょう。 伝えあう関係を目指しましょう。 あなたを応援しています。 具体的に学ぶには講座がおすすめです。 体験もどうぞ!
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2024.03.15
発達支援になるお手伝い 食器並べ
お手伝い、家事は 【ワーキングメモリ】を育てます。 なぜならば、いくつかの行程が必ずあるからです。 覚えていないとできないですね。 ※ワーキングメモリとは、短期記憶のことを言います。 そのときだけの記憶なのですが、指示に従ったり、会話する、歌を歌う、にも必要で それだけではなく日常生活全般に必要な能力です。 そもそも家事はいいわけですが、 中でもとってもいいお手伝いは、食器並べだと思います。 なぜなら、怠るとお食事がいただけないからです。 怠ると自分にも損害が出るお仕事はとっても続きやすいですね。 お仕事の練習になるわけです。 しかも、ワーキングメモリのトレーニングになるわけです。 最強のお手伝いの中の1つです。 あなたを応援しています! 体験にどうぞいらしてくださいね。
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2024.03.14
発達支援 課題の与え方
発達支援における課題の与え方は、 【スモールステップ】というのはもう知れ渡っておりますね。 そう、【スモールステップ】なのですが、それ以上にコツがあります。 1 喜ぶこと 2 嫌がっているときの支援 3 嫌だと思う子供の本当の気持ちの理解 です。 これがわかっていないと、うまく支援できません。 ではお話ししましょう。 1 喜ぶこと これは、人が喜ぶということは子どもにとって報酬となり定着しやすいから どんどんできたら喜びましょう。 できていなくても、【しようとしている】だけで喜んでくださいね。 2 嫌がっているときの支援 嫌がっているときには、【慰めながら】スモールステップでさせていくというのは原則です。 あとは、社会では嫌なら断ってもいいはずだし、後回しにしてもいいはずです。 なので、【断り方】も教えていくことをお勧めです。 3 嫌がっている子どもの気持ちの理解 初めてだから嫌なのか、できなさそうで嫌なのか、怖いから嫌なのか、嫌悪感があるのか いろいろあると思いますが、正しい支援には気持ちの理解が必要です。 なぜならば、お願いの方法を教えられないから。 【理由+○○して】が最も効果的なお願い方法なのもあって 理解したいところです。 また、嫌な理由が【誤解】だと感じられた場合には 【大丈夫】だと教えていていくという支援も必要になるから。 感覚統合のようですが、誤解で嫌がっている場合には 【実は大丈夫】としていく過程が必要になります。 もちろん、そのときには【慰め】ながらしていくとよいです。 あなたを応援しています。 具体的な支援は、講座がおすすめ。 体験でも学べます!
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2024.03.13
発達支援のおもちゃの使い方
発達支援において、おもちゃの使い方は重要だと思います。 どうしても、人よりもおもちゃに集中してしまうからです。 おもちゃに集中してしまうと、おのずとやり取りは進みませんね。 そこで、おもちゃを頬に置き、目を見させるという支援方法もあります。 それも一理あると思いますが、発達支援教室クローバーでは違った方法を推奨しています。 おもちゃはとりあえず、子どもの好きなように遊ばせます。 そして、ちょっかいをかけ続け、 【迷惑】から【楽しい】へ変化させるように仕向けていきます。 楽しいと思えると、実は 【目が合うようになってくる】のです。 だから、楽しい気持ちを共有していく支援をたくさんしましょう。 おもちゃはやり取りの媒体として使うことをお勧めします。 具体的な支援を学びたいときには、講座をお勧めします。 体験もどうぞ。
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2024.03.12
人の気持ちを理解するトレーニング その6 発達段階⑤に対して
人の気持ちを理解できるまでには5段階あると考えています。 ①子ども自身の感じた気持ちがことばで理解できる ②子どもが、自分と他人がほぼ同じ感覚だと理解できる ③子ども自身が他人とリンクして感じることができる ④子どもが、他人の気持ちをことばで理解することができる ⑤気持ちがわかることを表現することができる 今回は、最終段階。 ⑤気持ちがわかることを表現することができる 最終段階は、伝え方です。 発達障害の子どもたちは、伝え方がわかっていません。 それは、経験不足からです! ですから、今からは経験に次ぐ経験です。 やり取りの中で その文脈の中で どう伝えるかの具体策を教えてもらう段階です。 子どもがどう伝えたらよいかを 気持ちを添えながら教えていきましょう。 そして、【わかってもらえてうれしいという気持ち】も伝えていきましょう。 喜んでもらうと、定着しますから。 あなたを応援しています。 具体的な方法については、講座や体験がおすすめです。
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2024.03.09
人の気持ちを理解するトレーニング その5 発達段階④に対して
人の気持ちを理解できるまでには5段階あると思っています。 ①子ども自身の感じた気持ちがことばで理解できる ②子どもが、自分と他人がほぼ同じ感覚だと理解できる ③子ども自身が他人とリンクして感じることができる ④子どもが、他人の気持ちをことばで理解することができる ⑤気持ちがわかることを表現することができる 今回は④についてお話しします。 ④子どもが、他人の気持ちをことばで理解することができる これ、難しそうですね。 ほんとう、かなり難しいと思います。 でも、発達支援教室クローバーで学ぶ子は1年後にできてきています。 さて、どうしたらいいかですが、①から③までをクリアしたのちに(これ、必須です) やり取りを介して、 【自分が感じた気持ちはあっているな】 という経験をたくさん積むことが必要です。 そして、どう伝えたらいいかわからないことが多いので 【○○なんだね】というような気持ちを人に伝える方法を その文脈の中で伝えていくことがおすすめです。 その経験をつむことで、だんだんと他人の気持ちに理解を示せるようになっていきます。 あなたを応援しています! 具体的な方法は講座で学べます。 おすすめです。
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2024.03.08
人の気持ちを理解するトレーニング その4 発達段階③に対して
人の気持ちを理解できるようになるまでには、5段階あると考えています。 ①子ども自身の感じた気持ちがことばで理解できる ②子どもが、自分と他人がほぼ同じ感覚だと理解できる ③子ども自身が他人とリンクして感じることができる ④子どもが、他人の気持ちをことばで理解することができる ⑤気持ちがわかることを表現することができる 今回は③の子ども自身が他人とリンクして感じることができる、についてお伝えします。 ③子ども自身が他人とリンクして感じることができる 他人とリンクするには、 1 自分の身体が他人の身体と同じと感じること 2 ことばで表された気持ちが、自分にも起こると思えること が必要です。 1 には、まねで同じ動きをできることが必要で:②の段階 2 には、ことばで表された気持ちが理解できなくてはならない:②の段階 が必要です。 そのうえで、今度は 【より実践的に同じ動きをしなくても、相手の感覚が想像できる】 力が必要になってきます。 その想像力は、身体の感覚を磨くことと、ことばのレパートリーが必要です。 ですから、したほうがよいことは まねを記憶するほどする まねを全身の画像をみながらする 自発的に動けるまで練習する ことばをかけ続ける と言えるでしょう。 地道にいきましょう!! あなたを応援しています。 具体的な支援を学びたい場合には、講座をどうぞ。
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2024.03.07
人の気持ちを理解するトレーニング その3 発達段階②に対して
人の気持ちを理解するまでには5段階あると考えています。 ①子ども自身の感じた気持ちがことばで理解できる ②子どもが、自分と他人がほぼ同じ感覚だと理解できる ③子ども自身が他人とリンクして感じることができる ④子どもが、他人の気持ちをことばで理解することができる ⑤気持ちがわかることを表現することができる 今回は、②子どもが、自分と他人がほぼ同じ感覚だと理解できる、についてお話しします。 ②子どもが、自分と他人がほぼ同じ感覚だと理解できる この段階は、なかなか奥が深いのです。 1 子どもは私たちと同じ感覚だと思えていないのか? 2 どうしたら同じ感覚だと思えるようになるのか? という疑問があるからです。 一つずつ説明します。 1子どもは私たちと同じ感覚だと思えていないのか については、【最初(初期)には、思えていません】が答えです。 それはなぜかというと、脳の不具合によって、人から学ぶ機会を得られず 感覚が原始的なところにとどまっているからです。 私たちが通ってきた道にまだとどまっているという感じです。 具体的にどうなのかというと、【過度に敏感】ということばがあっているように思います。 2どうしたら同じ感覚だと思えるようになるのか については、①の段階を経たのちに得られてきます。 あ、その気持ちや感覚、僕と同じだ! という理解が育たないといけないですから。 まずは自分の気持ちがわかることが大切ですね。 では、どうしたら同じ感覚だと思えるのかというと ここには2つ必要なことがあります。 1まねを通して、身体がほぼ同じだと感じること 2相手の気持ちをことばと身体で聞くことによって理解すること 1まねは手遊びがおすすめです。 2は、やり取りの中で、こちらの気持ちをきちんと伝えていくことが必要です。 この支援によって、同じだと思えていくことでしょう。 あなたを応援しています! 具体的に学ぶには、講座をどうぞ。