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2026.09.03

家に入りたがらない・電車を見たい!が止まらない

家に入りたがらない・電車を見たい!が止まらない

① 最初の困りごと

家に入りたがらない。電車を見たいから、庭や道路のほうへ行こうとする。
お父さんが出勤すると大泣きして追いかけていく。

保護者の方は、鍵を増やすしかないのか、押さえつけていいのか、わからなくなっていました。
外出そのものが、戦いのように感じられていました。

② 何を観察したか

  • いつ:帰宅時、電車が見える時間、父親の出勤直後、駐車場に降りた直後
  • 何の直後か:見たい・一緒にいたい、という欲求が通らなかった直後
  • 言葉:欲求は強いが、「いっしょにいて」はまだ弱い。予告は理解の貯金になる
  • 環境:以前の「入りたくない」は遊びたいだった。今回は電車が見たい、と欲求が違う。パニックというより、怒って訴えている

こだわりに見えても、中身は「今、これがしたい」でした。

③ 実際にした支援

  • 予告してから入る。入ったら褒める。ぐずったら慰める
  • 「窓からにしようね」と折り合いの練習をする
  • 駐車場は手をつないで歩く/走る場所を分ける
  • 暴れたらハグの形で落ち着くまで待ち、落ち着いたら褒める
  • 出勤時は押さえつけるのではなく、ぎゅっと抱きしめる体で待つ

医師や他の専門家から「予告はまだ無駄」と言われた、という相談もありましたが、理解の貯金になるのでしてよい、と伝えました。

④ どう変わったか

外に電車を見に行くことは落ち着き、窓からでしぶしぶ同意できるようになりました。
勝手に道路へ出ることもなくなりました。

駐車場を走り回りたい欲求はあとに出ましたが、場所の場合分けを教える段階に移れました。
チャイルドシートから抜ける件など、残る困りごとはあります。
すべてが一気に消えたわけではありません。

⑤ 親はどう変わったか

「またこだわりが再発した」ではなく、「欲求の中身が変わっただけ」と見られるようになりました。

外出が、毎回の敗北ではなく、「今日はどこで折り合いをつけるか」に変わると、保護者の方の息が少ししやすくなります。

⑥ 最後に一般化

同じ「家に入りたがらない」でも理由は一人ひとり違います。
この方法をすべてのお子さんに当てはめるものではありません。

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