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2026.09.05

言葉がなく、友達とやりとりできない

言葉がなく、友達とやりとりできない

① 最初の困りごと

座っていられない。言葉がない。友達とのやりとりができない。かんしゃくがひどい。

保護者の方は、園や学校で「何とかしてください」と言われても、家でも同じで、自分が足りないのだと思っていました。

② 何を観察したか

  • いつ:終わるとき、暇になったとき、選択を求められたとき、いやな課題のとき
  • 何の直後か:次の見通しがない、どっちがいいか言えない、断れない
  • 言葉:最初は少ない。気持ちの言葉はあとに乗ってくる
  • 環境:待つ・終わる場面で不安になり叫ぶ。手を叩く癖がある

「落ち着きがない子」ではなく、終わりと選択と、いやの出し方がまだない子、に見えました。

③ 実際にした支援

  • 表現することばを、一つずつ増やす
  • 「どっちがいい?」を日常で練習し、選べる成功を増やす
  • 待つ場面では「マツマツ待つと」ではなく、「大丈夫」に言葉を変える
  • 手を叩く代わりに、手を合わせてすりすり、を提案する

課題の難易度は、できた選択(好きな色、好きな服)から広げました。

④ どう変わったか

1年後、二語文が言えるようになり、気持ちの言葉も出ました。どっちがいい?に答えられ、選択できるようになりました。

レッスンでも「滑り台行く」と言えるようになり、好きな色を紫と選べた、と家族が喜んだ報告もあります。

⑤ 親はどう変わったか

「次々とできることを増やさなければ」と焦っていたのが、「今、選べた」を喜べるようになりました。

お姉ちゃんも一緒に喜んだ、という報告は、家庭の空気が少し変わった印です。

⑥ 最後に一般化

同じ「言葉がない」でも理由は一人ひとり違います。
この方法をすべてのお子さんに当てはめるものではありません。

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