2024.01.11
発達支援教室クローバーに通っている生徒さんの中にも
運動教室に通っている子もいます。
その中で相談をよく受けるのが
①したくないものは意地でもしない
②集団でするものはまったくしない
③しないから、続けるべきか悩む
というものです。
一つずつ、まいります。
したくないもの、はたいがい
①苦手なこと
②できると思えないこと
③楽しくないこと
です。
ですから、これをクリアするには、少しずつ「できそう」「楽しいかも」と
思えるように仕向けていく(体験させる)しかありません。
時間がかかるかもしれませんが、粘り強く、圧力をかけずに楽しくするしかありません。
それができないなら、しかったり圧力をかけてしまうなら
逆効果になるのでやめたほうがいいでしょう。
集団でするということは、集団のリズムに合わせるということです。
集団のリズムに合わせることができるということは、人と合わせられることです。
人と合わせることができれば、人とのコミュニケーションもできるはず。
ということで、コミュニケーションが苦手な子の場合
集団でできなくて当然です。
個々でコミュニケーションできるようになると、集団でできるようになるものです。
最初から集団に入れば勝手に育つわけではありません。
まずは、親子のコミュニケーションが先決です。
まったくしないと、親としては「意味があるのか?」と思えてきて
やめたほうがいいのかと悩みますよね?
でも、前項でも述べた通り、やめなくてもいいです。
耐えてください。
少しずつ刺激してあげればそのうちにします。
その刺激をしてくれなかったり、圧力をかけるところならやめましょう。
きっとできる、きっとする、と信じて見守りましょう。