2026.10.01
急に抱きつく。顔が近い。しつこく追う。逆に、呼ばれても反応がなく、急に手が出る。
先生から「お友達に乱暴です」「距離感がわかりません」と言われる。謝ってばかりの自分がつらい。家ではかわいいのに、外ではトラブル——その落差に、お母さんの自信が削られます。
でも、距離感のまずさは、性格の悪さではありません。
距離感は、「感覚+社会のルール+相手の表情読み」が同時にいるスキルです。
よくある背景は次です。
定型発達の子は、正面から「一緒に遊ぼう」、目を合わせる、おもちゃを渡す——を観察して学びます。人への関心が弱い時期が長いと、そのお手本学習が遅れ、自分流の接近になります。
意図は正しい。方法がまだ、という切り分けが、母親を救います。
「ダメ!」の前に、「遊びたかったんだね」「近くにいたかったんだね」。
意図を受け取ってから、方法を一つだけ渡す。
一度にたくさん教えません。
ロールプレイは短時間で。できた瞬間をすぐ認める。
「乱暴」だけで終わると、子は否定だけを学びます。
「仲良くなりたくて、やり方がわからない段階です。いま家庭で○○を練習しています」と伝えられると、場の対応が変わりやすいです。
謝る・説明する・帰宅後に自分を責める——長い自責ループは、次の対応を硬くします。
嵐のあとは、事実を短くメモして、お母さんの回復を先にしていい。
距離感トラブルは、周囲の目が特に痛い。理解しないくせに、母親にだけ責任が来やすいテーマです。
やりがちで、当然のことです。完璧な距離感を家庭だけで完成させなくていい。
うちの子の接近・トラブルの型を整理したい方へ
→ アセスメント&アドバイス