2023.11.16
ジョイント・アテンションとは、「自己 と他者が『並ぶ』関係をつくって、自分が関心をもったモノを他者と共同化し、同じものを並んで共に眺め る行為」(やまだ,2005)と定義されています。 「共同注意」と訳されています。
共同注意ができるということは、すなわち 子どもーモノー他人の「三項関係」ができるということです。言葉の発達に大きくかかわっています。
三項関係ができると、同じものを見て、同じように感じることが可能になり、言葉も習得しやすいです。
「あれは蝶々だね!」と言ったら、同じ蝶々を見て、ものと言葉を一致させて理解できますから。
逆に、三項関係ができていないころに言葉を教えようと思うと
「蝶々だね」と言ったとき、子どもが草に目をやっていると、冗談のようですが草が「蝶々」と認識してしまうということがあるようです。
ですから、言葉を伸ばしたいならば、最初にジョイントアテンションをできるようにがんばりましょう。
どうがばるかというと、一緒に楽しく遊ぶこと、ちょっかいを出して楽しいって思ってもらうことです。一緒に遊ぶとおのずとジョイントアテンションは育ってきます。
先日も、目が合うなぁ、同じものを見れるなぁと思っていたら、ご自宅で「パパ」とはっきりと言ったそうです。
一緒に遊ぶの、大切です!
コツはレッスンで教えますね。