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2023.12.25

発達支援 基本のき

発達支援にかかわって20年以上

発達支援を研究して実践して12年

で気づいた、発達支援の基本があります。

この基本だけで、かなりの効果が期待できるのです。

私自身、驚きです!

発達支援教室クローバーのサイトを見てくださったあなただけに、こっそりお伝えします。

発達支援は「教え込む」ことではなかった

発達支援を始めた当初は、社会性は「教える」と思っていました。

ですから、SSTカードを多用していましたし

シュミレーションもしなくてはと思っていました。

当然、それなりにこうかはありました。

しかし、頭ではわかっているけれど、行動がなかなかできないという子の対応には

うまくいっていませんでした。

それは当然だったのです。

その場の気持ちをどうにかしなくては、行動できませんから。

そこで気づいた、向き合うことでの支援

コミュニケーションについて見識を深めるうちに

教えることではなく、向き合い本来のコミュニケーションにすることで

子どもは育っていくことに気づきました。

もともと精神医学の基本で言われていた「健全に触れて健全になる」を完全に忘れていました。

これこそ、精神医療の基本でした。(精神を健全にするための)

向き合う支援とはどんなものか

人間は、健全な関係の場合、自分と他人が薄い膜で覆われています。

そしてその膜は凹むことも尖ることもなく、ぷっくりしています。

基本の姿勢は、この図のようにお互いが我慢せずにぷっくりしていることです。

気持ちを伝えあい、第3の案を用いながら、心地よく一緒にいることです。

気が合わなければそれなりに一緒にいますが、傷つけあいません。

なぜならば、「あなたはそうだよね」と認め合っているからです。

ポイントは「そのままの気持ちをアイメッセージで伝える」です。

※アイメッセージ…私は、を主語として話す伝え方

アイメッセージは全く相手を傷つけないばかりか

気持ちが相手に届きやすいという利点があります。

まさに一石二鳥の伝え方なんです。

その方法を使って、いやなことはいや、うれしことはうれしい、など

気持ちを伝えることによって、子どもがどんどん理解を広げていくという支援です。

これ、本当に効果絶大なんです!

今すぐあなたができることは

今すぐできて、効果が感じられるものをお伝えしますと・・・

「あなたをご機嫌に保つ」を主軸において過ごすことです。

ご機嫌=膜がぷっくり なのです。

振り回されて機嫌が悪くなることを避けましょう!

あなたをご機嫌にし、相手を「あなたはそうなのね」と認めつつ

「どうしたら双方にいいかな」と考えるようにしましょう。

あなたを応援しています!

あなたをご機嫌に保つためのレッスン【上機嫌で過ごす気持ちコントロール】のセミナーがあります。

お気軽にお問い合わせください。

個別レッスンですと、カウンセリングの枠組みで実施させていただきます。