お役立ち情報INFORMATION
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2024.01.15
手先が器用になるおすすめ遊び ⑧棚に登って入る
体幹を育てると、手先が器用になります。 体幹を育てる遊びの一つ「登る」をお話ししましょう。 棚に登る つい、危険!と避けさせようとすると思います。 それは、家具に登るという行為です。 行儀悪いかもしれませんし、多少は危険かもしれません。 でも、子どもがしたら、させてみてください。 危険なことは幼いうちにさせたほうが、自分の限界がわかってその後危険なことはしなくなります。 さて、教室の棚ですが、結構な確率で登ります。 とても心惹かれるようです。 そして、面白いのですが、入ります。 入って、くつろいだ後、何とかして下ります。 そんなことを繰り返すうちに器用になります。 登ると手先が器用になる理屈 器用になる理屈は、棚に登るときに ・登るものを握る ・体を支えるときに指の力が必要 ・頭の位置を認識できる ・身体をかがめる などの動作から、自分の身体を自在に扱うという練習ができるからです。 ぜひしましょう!!
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2024.01.14
手先が器用になるおすすめ遊び ⑦ 回転いす
手先を器用にするには、体幹を育てることですね。 今回は、体幹を育てる遊びのなかの1つ「回転する」をお話しします。 回転する遊び 回転する遊びには、 ・すいか割りで回る遊び ・回転いすで回る ・抱えて回る ・前転、後転 ・横に転がる という種類があります。 チャンスがあったら、回して遊びましょう。 そして「楽しかった」としましょう。 前転と後転はとても難しいので、あまりチャンスはないかもしれません。
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2024.01.13
手先が器用になるおすすめ遊び ⑥鉄棒
手先をきようにするには、ダイナミックな遊びから! というわけで、今回は鉄棒遊びの話です。 鉄棒は回るだけのものではない 鉄棒というと、前回り、後ろまわり、足掛け、逆上がりなどを想像しますね。 でも、鉄棒はそれだけではありません。 レパートリーをご紹介します。 ①くぐって遊ぶ ②ぶら下がって遊ぶ ③座って遊ぶ ④座ってからコウモリのポーズで遊ぶ ⑤鉄棒に立って遊ぶ ⑥鉄棒座ってからのジャンプ ⑦鉄棒に立ってジャンプ ⑧鉄棒を移動して遊ぶ ⑨いろいろ回って遊ぶ というように、いろんなレベルの遊びが楽しめます。 チャンスがあったら、①から順に試してみよう ①から順に試しやすいものから書いてみました。 チャンスを見つけたら、すぐにさせてみましょう。 そして、とっても喜んで、楽しかったねってしてください。 だんだんできるようになりますよ!
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2024.01.12
発達支援のおすすめアプリ(文字)
最近、無料なのに役立つアプリが豊富にあります。 その中で、おすすめのものをお伝えします。 今日は、文字を習えるもの。 アプリを選ぶポイント 文字編 豊富にありますが、ポイントは ①なぞって書く ②なぞっている文字の音が鳴る ③文字に関連する意味の絵がある ※これはあるものが珍しいかも ④スタートとゴールがわかりやすい ⑤間違いを知らせる音がマイルド ⑥正しく書けたら〇がわかりやすい これがあるアプリを選びましょう。
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2024.01.11
発達支援と運動教室
発達支援教室クローバーに通っている生徒さんの中にも 運動教室に通っている子もいます。 その中で相談をよく受けるのが ①したくないものは意地でもしない ②集団でするものはまったくしない ③しないから、続けるべきか悩む というものです。 一つずつ、まいります。 したくないものは意地でもしない したくないもの、はたいがい ①苦手なこと ②できると思えないこと ③楽しくないこと です。 ですから、これをクリアするには、少しずつ「できそう」「楽しいかも」と 思えるように仕向けていく(体験させる)しかありません。 時間がかかるかもしれませんが、粘り強く、圧力をかけずに楽しくするしかありません。 それができないなら、しかったり圧力をかけてしまうなら 逆効果になるのでやめたほうがいいでしょう。 集団でまったくしない 集団でするということは、集団のリズムに合わせるということです。 集団のリズムに合わせることができるということは、人と合わせられることです。 人と合わせることができれば、人とのコミュニケーションもできるはず。 ということで、コミュニケーションが苦手な子の場合 集団でできなくて当然です。 個々でコミュニケーションできるようになると、集団でできるようになるものです。 最初から集団に入れば勝手に育つわけではありません。 まずは、親子のコミュニケーションが先決です。 しないから続けるかやめるか悩む まったくしないと、親としては「意味があるのか?」と思えてきて やめたほうがいいのかと悩みますよね? でも、前項でも述べた通り、やめなくてもいいです。 耐えてください。 少しずつ刺激してあげればそのうちにします。 その刺激をしてくれなかったり、圧力をかけるところならやめましょう。 まとめ きっとできる、きっとする、と信じて見守りましょう。
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2024.01.10
発達支援での こころの発達とこころの理論
発達支援教室クローバー細井が考える、こころの発達についてお話しします。 こころの理論はクリアすべきなのか? 発達支援において、こころの発達というと必ず出てくるのが「こころの理論」ですね。 こころの理論がクリアできないのが発達障害だとか、 こころの理論をクリアするように育てるのが発達支援とか言うかもしれません。 でも、違うと思います。 そもそもクリアするものでもないかもしれないと思っています。 なぜなら、こころの理論は「気持ちをわかること」ではなく 「認知を共有する」ことだからです。 認知の方法が発達障害と私たちとは違う周知の事実から もうご存知の通り、私たちと発達障害の子どもたちとは認知する方法が違います。 だから、認知傾向を共有するなど、できるわけないのです。 すなわち、発達支援のこころの発達のゴールは、 認知傾向を共有するというよりは、異文化としての私たちを発達障害児たち自身が理解すること にあるのではないでしょうか。 同じように、私たちも、彼らの認知傾向を理解して分かり合う必要があります。 そのうえで、私たちはこう考える、を伝えていくことが必要だと思います。 そうすることで、こころの理論はクリアしていくのだと思います。 実際に 自閉症の子どもたちは、発達支援教室クローバーで支援を受けていくと こちらの気持ちや自分の気持ちをわかってきます。 そして、思いやりなるものを発揮していきます。 認知傾向といたしましては、「私はこう考える」を伝えあうことによって 「あなたはそうなんだね」と少しずつ育っていきます。 発達支援教室クローバーで考えるこころの発達とは 私が考えるこころの発達、適応とは 「あなたはそう思うのね」なのです。 そして、自分を曲げたり、他人を曲げたりすることなく、 双方にとって心やすい「第3の案」をうちたてていくことだと思っています。 それができたら、世界は平和ですね。 みなが自己肯定感高く、楽しく明るく生きられます。 あなた自身が、まずは実践しましょう。 すると、いつの間にか発達障害児の心を育てていることでしょう。
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2024.01.09
発達支援は幼いうちにこれをしておこう!
「ぎゃー」「わー」と嫌がるからと 子どもの気のすむまで待つという選択をし続けると・・・ 実は結構、大人になってもそのままだったりします・・・。 それでいいのですか?? そうならないためにできること、教えます! するとよいこと① とにかく、お母さんが明るくいること。 お母さんがお母さん自身を大切にすること。 なぜそんなことを言うかというと、健全なコミュニケーションに必要だからです。 自分を大切にするコミュニケーションが健全で、 健全に触れることで、健全に育っていくのです。 するとよいこと② あなたが嫌だと感じることは きちんと「わたしはいや」と伝えてあげる。 そして、相手に合わせることを慰めながら教え続けること。 そうすることで、だんだんと耐えることと合わせることを学びます。 まとめ この2つをするだけで適応力がついていきます。 大人になった後楽なはずです。
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2024.01.08
手先が器用になるおすすめ遊び ⑤ ジャングルジム
発達支援教室クローバーでは、手先を器用にする運動療法として「ムーブメント教育」を採用しております。 ムーブメント教育は7つの運動「跳ぶ」「バランス」「這う」「くぐる」「登る」「回る」「転がる」によって体幹を鍛え、手先を器用にします。 その遊び方をご紹介しています。 今回は、「ジャングルジム」です。動きで言うと、登る、跳ぶ、這う、くぐる、でしょうか。 ジャングルジムでの遊び 登る 怖がりサンだと、触るだけでなかなか登って行かないので 私がちょっとだけ登らせて「できちゃった」とすることが多いです。 気にはなっていた場合、できたことに非常に喜び、次からは自分で登ることが多いです。 跳ぶ 登った後は、いろいろできます。 ジャングルジムの上でキャッチするゲームとか てっぺんからジャンプするとか、いろいろできます。 てっぺんが無理なら途中からとか、すわりった格好からなど工夫ができます。 くぐる、這う ジャングルジムでは、くぐる、くぐった後に這うという遊びができます。 くぐるときには自分の頭の高さを感じ、身体の位置の認識を育てます。 そして、身を縮めることから身体の使い方も学べます。 這うのは、手と足を一緒に動かすことを学べます。 アスリートもハイハイからやり直すように、ハイハイはとても運動神経を育てます。 まとめ ジャングルジムは公園にもあるとてもポピュラーな遊具です。 有効に活用して、どんどん器用にさせましょう!!
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2023.12.30
発達支援と計算
計算が苦手で・・・そんな悩みはありませんか? そこで、一生懸命に計算問題だけをさせても無駄です! 計算にかかわる力 計算に必要なのは、 ①ワーキングメモリ(記憶力) ②数の認識 ③数のイメージ です。 これらのどれかが欠けていても、難しいのです。 どのように教えるか ワーキングメモリは、 ・視覚 ・聴覚 ・エピソード という3種類があって、それらをまんべんなく育ててあげるといいです。 数の認識は、 1を1と認識する力です。 1つずつのそろばんなどで育ててあげましょう。 5や10のかたまりの意識も一緒に育ててあげましょう。 数のイメージは、 数の認識とつながっていきますが ものを数えながらいじることで数のイメージや量意識が育っていきます。 量を長さにすると量がとらえやすいと言われています。 地道に遊びながら 数の認識もなんでもそうですが 楽しそうに、少しずつ、地道にしていくのがおすすめです。 あなたを応援しています!
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2023.12.29
発達支援 コミュニケーションの発達
コミュニケーションはどのように発達していくのでしょうか。 発達障害の子も同じなのでしょうか。 コミュニケーション能力の発達 私が発達支援の研究からとらえた発達は 【甘え下手時代】 人を認識していない ↓ 人を道具として認識して使う(道具的愛着):クレーン現象など ↓ 人の認識が未熟で頭に浮かんだことがすべてかなうと思っている:かんしゃく ↓ 【ちょっと甘え下手を克服してくる時代】 少しだけ人に頼めるようになる、お母さんと一緒にいたいと思うようになる ↓ お母さんが安全の基地になる ↓ 【甘え上手になってくる時代】 お母さんの言うことがすっと入るようになる、言うことをとても聞く ↓ 意思が育ってきて反抗することもある ↓ 意思がはっきりとしながらも、合わせることができるようになってくる ↓ ほかの人とも合わせられるようになってくる(コミュニケーション能力が向上) 発達を促すには このようなコミュニケーション能力の発達を促すには 甘えさせる支援が必要です。 甘え方を教える、慰めて心を強くする、という支援です。 ポイントは、【わかるよ、よしよし】です。 甘え方を教えたいと思ったら、発達支援講座入門編(接し方&教え方)がおすすめです! あなたを応援しています!