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2026.09.15

教室では抑えるのに、放課後デイで叩いてしまう

教室では抑えるのに、放課後デイで叩いてしまう

① 最初の困りごと

家や教室では落ち着いてきたのに、放課後の場で子どもを叩く、噛む、と報告が続きました。

保護者の方は、「結局、治っていないのでは」と落ち込み、施設の先生に反論できず、子どもを管理してしまう自分にも疲れていました。

② 何を観察したか

  • いつ:したくないことを求められたとき、疲れてコートをかけたくないとき、「自分でして」と厳しく言われた直後
  • 何の直後か:お願いのルート(「手伝って」)が示されないまま、我慢だけを求められたあと
  • 言葉:目を見ずに言葉だけ出せば誰かが動く、と学習している可能性(学校ではつきっきりで通ってきた)
  • 環境:教室では机を叩くまでに制御できる。場が変わると、溜まったものが人に出る

「二重人格」ではありません。場のルールと、頼む練習の量が違っていました。

③ 実際にした支援

  • 「したくない」が出たら、最初から「手伝って」と言わせて通す
  • 仕返しで止めるより、される前に「怖いから離れます」と分かりやすく距離を取る
  • 家でも同じ手順を練習する
  • 管理が続くと荒れやすいので、保護者の方が抱えすぎない選択(距離の取り方、継続の見直し)も整理する

生きやすくするための支援なので、怒らせないことが正義、でも押しつけだけでもない、その間を取りました。

④ どう変わったか

人ではなく机を叩く段階を経て、つねるが出た時期もあります。弱い力で、過渡期でした。

連れ戻しに行くことが減り、叩く威力もほぼなくなりました。のちの記録では、放課後の場がとても苦痛だったとわかり、怒らない・手も出ない、という言葉の発達と一緒に報告されています。

⑤ 親はどう変わったか

「施設で怒られる自分が悪い」から、「この場では何が起きているか」を見る側に戻りました。

子どもを管理して止めようとするほど荒れる、という構造が見えると、自責だけが回り続ける時間が短くなります。

⑥ 最後に一般化

同じ「叩く」でも理由は一人ひとり違います。
この方法をすべてのお子さんに当てはめるものではありません。

うちの子の場合を整理したい方へ
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