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2026.03.03
かんしゃくの背景にある「甘え不足」とは?
かんしゃくの背景にある「甘え不足」とは? その爆発、わがままじゃない 床に転がる。叫ぶ。物を投げる。 突然スイッチが入ったように、子どもが崩れる。 周りの目が刺さる。自分の心臓がバクバクする。 「しつけがなってない」「親は何してるの」——そんな声が聞こえてくる。 でも、ちょっと待ってください。 その爆発、わがままじゃありません。 爆発の正体は「甘え不足のサイン」 発達の凸凹がある子のかんしゃくやパニックは、多くの場合「甘え不足」が関係しています。 甘えとは何か? 「安心して依頼できる状態」のことです。 甘えが満たされていると: - 情緒が安定する - 衝動が弱まる - 自己調整が育つ 甘えが不足すると: - 不安が強まる - 爆発で訴える - べき思考が強まる つまり、かんしゃく=「助けて」のサインなのです。 なぜ甘え不足が起きるのか? 〜負の循環〜 多くの家庭で、こんな悪循環が起きています。 ① 甘え不足 ↓ ② 不安定な愛着 ↓ ③ 感情が未処理のまま溜まる ↓ ④ 防衛反応(怒り・爆発) ↓ ⑤ 親が抑える/叱る ↓ ⑦ さらに甘え不足が進行 そして、社会は「お母さんが頑張って」と言うだけ。 責めるくせに、助けない。 甘えと自立の本当の関係 多くの人が誤解していることがあります。 それは、 「甘やかすと自立できなくなる」 という思い込みです。 本当はこうです ① 安心して依存できる(甘える) ↓ ② 感情が受け止められる ↓ ③ 不安が減る ↓ ④ 自己調整が育つ ↓ ⑤ 自立が進む 甘えが土台で、自立が上に乗る。 甘えを飛ばして自立を求めると、不安・防衛・爆発になります。 多くの家庭は「自立を急ぎすぎている」——その結果、子どもの情緒が追いつかないのです。 甘え再建の3ステップ では、どうやって「甘え」を満たしていくのか? ① 爆発の再定義 爆発=わがまま ではなく 爆発=未充足の甘えサイン まずは、見方を変えることから。 ② 親のべき思考をゆるめる 「こうするべき」→「そう感じたんだね」 完璧を手放すことが、実は最初の一歩です。 ③ 情緒受容の実践 「よしよし・わかるよ」 これは、"3秒でできる受容技術"です。 甘え再建の3つの技術 実際に、日常でできる具体的な方法があります。 ① 情緒受容(よしよし・わかるよ) → 感情の存在承認 「怒っちゃダメ」ではなく、「怒ってるんだね」 ② 身体接触・距離調整 → 神経系の鎮静 触れる・目線を下げる・待つ ③ 待つ(急がせない) → 安全基地形成 すぐに解決しようとしない。そばにいる。 よくある誤解 ❌ 「甘やかすと、つけあがる」 → それ、違います。** 甘えと甘やかしは別物。甘えは「情緒の充足」です。 ❌ 「厳しくしないと、社会で通用しない」 → 今は、その段階じゃない。 情緒が安定してから、社会性は育ちます。 順番が大事。 ❌ 「私の接し方が悪いの?」 → あなたのせいじゃない。 これは「親のスキル不足」の問題。スキルは学べます。 甘え再建で起きる変化 この理論を実践すると、こんな変化が起きやすくなります。 【甘えが満たされた子】 - 情緒安定 - 自己肯定感が育つ - レジリエンス(回復力)がつく - 失敗しても回復できる - 人に頼れる - 時間感覚が育つ(過去・現在・未来を分けられる) - 他者理解ができる 【甘え不足の子】 - 情緒不安定 - 爆発(かんしゃく・パニック) - 人に頼れない - 防衛的プライド(強がり) - 回復力が弱い - 時制混同(昨日のことも今のように怒る) - 他者理解困難 まとめ - かんしゃくは「甘え不足のサイン」 - 甘えとは「安心して依存できる状態」 - 甘えが土台、自立はその上に育つ - 「よしよし・わかるよ」は3秒でできる受容技術 - 爆発を抑えるのではなく、情緒を満たす より詳しく学びたい方へ 甘え理論を実践で使えるようにした「かんしゃく対応」の講座・教材もご用意しています。 【ご購入手順】 ①お問い合わせフォームよりご連絡ください。②「教材名」をご記入ください。③確認後、メールにてお振込み先をお伝えします。 ※info@hattatsu-clover.com より連絡がいきます。どうぞご登録お願いします。④ご入金を確認でき次第、動画のURLとパスワードをお伝えします。 動画教材: 甘え再建3ステップ 3000円 毎日のようにかんしゃくやパニックが起きて、どう接したらいいか分からない。「ちゃんとして」と言っても変わらない。そんな悩みを抱えていませんか? 実は、爆発は「わがまま」ではありません。お子さんからの「助けて」のサインなんです。 この動画では、発達障がい児の情緒を安定させる「甘え再建3ステップ」を学べます。 ステップ1:爆発の再定義 わがまま→甘えサインへ見方を変えるステップ2:べき思考の解除 「〜べき」を「そう感じたんだね」に変えるステップ3:情緒受容技術 「よしよし・わかるよ」を3秒実装する この3ステップは、特別な道具も環境も必要ありません。今日から、家庭で再現できます。 実践した親御さんからは「1〜2週間で爆発の頻度が減った」「表情が穏やかになった」という声が届いています。 これは、スキルです。親のスキル不足を補えば、変化は起きます。 お子さんの情緒を安定させ、自立に向かわせる。その第一歩を、今日から始めませんか? 購入する ※フォームに商品名をご記入ください 動画教材:甘えを再建すると自立が進む理由 3000円 「もう○歳なんだから、一人でできないと」そう焦っていませんか? 実は、自立を急ぐほど、子どもは不安定になります。 科学的に証明された「甘え‐自立連続モデル」では、甘えが土台にあるから自立が進むことが分かっています。 この講座では、多くの親がハマる「自立を急ぐ罠」を解説し、今日から実践できる「甘え再建3技術」をお伝えします。 たった30分で、「よしよし・わかるよ」が我が子の自立を育てる理由が理解できます。明日からすぐ実践可能。一人で悩まないでください。一緒に、お子さんの成長を支えましょう。 購入する ※フォームに商品名をご記入ください
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2026.02.24
甘えを育てると、パニック・かんしゃく・こだわりが消える理由
床に転がる。叫ぶ。物を投げる。突然スイッチが入ったように、子どもが崩れる。周りの目が刺さる。自分の心臓がバクバクする。 「どうしてこんなことで?」「さっきまで普通だったのに」「私の育て方が悪いの?」 ——誰にも言えない。誰もわかってくれない。 そんなあなたに知ってほしいことがあります。 パニックも、かんしゃくも、こだわりも、「しつけの問題」ではありません。 そして、「甘え」を育てると、これらは消えていきます。 「甘えさせすぎじゃないの?」と思うかもしれません。でも、違うんです。これは、科学的な根拠に基づいた、発達支援の方法なのです。 パニックとこだわりの正体 まず、理解してほしいことがあります。 発達障害の子どもたちが見ている世界は、私たちとは全く違います。 子どもが感じている恐怖 例えば、スーパーマーケット。私たちにとっては日常的な場所です。でも、発達障害の子どもにとっては違います。 蛍光灯のチカチカする光 冷蔵庫のモーター音 人々の話し声 カートのガラガラという音 さまざまな食品の匂い 触れ合う人の気配 これらすべてが、同時に、同じ強さで脳に流れ込んでくるのです。 私たちの脳は、自動的に「重要な情報」と「どうでもいい情報」を選別しています。でも、発達障害の子どもは、この「選別」ができません。すべての情報が、全力で脳を刺激する。 想像してみてください。10個のラジオを同時に大音量で流している部屋にいる状況を。それが、発達障害の子どもたちが日常的に体験している世界なのです。 だから、パニックになるのです。 これは「わがまま」ではなく、SOSなのです。 こだわりは安全確保の方法 「いつもと同じ道を通らないとパニックになる」「同じ服しか着ない」「食べ物を並べないと気が済まない」 こうした「こだわり行動」も、決して「わざと困らせよう」としているわけではありません。 発達障害の子どもたちは、世界が混沌として見えています。何が起こるかわからない。何が安全で、何が危険かもわからない。 そんな中で、唯一「これは安全だ」「これは予測できる」と思えるのが、「いつもと同じ」ことなのです。 こだわりは、不安を和らげるための、子どもなりの工夫なのです。 なぜ「甘え」が必要なのか ここで、重要な事実をお伝えします。 私たちの研究では、自閉症スペクトラム障害の子どもたちとその母親延べ5000組以上を支援してきました。その結果、わかったことがあります。 「甘え」が育つと、パニック・かんしゃく・こだわりが、自然に減っていく。 なぜでしょうか。 安心が世界を変える 定型発達の子どもは、生後間もなくから、母親との関係の中で「この世界は安全だ」と学んでいきます。 母親が、赤ちゃんが泣いたら駆けつける。お腹が空いたらミルクをくれる。不快だったら抱っこしてくれる。こうした「ほぼ完全な世話」によって、赤ちゃんは「世界は安全だ」「困ったら助けてくれる人がいる」と学ぶのです。 この「安心」こそが、すべての発達の土台です。 でも、発達障害の子どもは、この「安心」を持ちにくいのです。 なぜなら、母親と子どもの間に「感性のずれ」があるから。 母親は、自分の感覚をもとに「これが心地いいはず」と思って世話をします。でも、子どもにとっては、その世話が心地よくないこともあるのです。 母親が「気持ちいいだろう」と思ってマッサージ → 子どもは触覚過敏で苦痛 母親が「楽しいだろう」と思って賑やかな場所へ → 子どもは聴覚過敏でパニック 母親が「愛情を伝えよう」とぎゅっと抱きしめる → 子どもは圧迫感で恐怖 こうして、「世界は安全だ」という感覚が育たないまま、時間が経ってしまうのです。 だから、もう一度、「安心」を育てる必要があるのです。 それが「甘え」なのです。 甘えを育てる具体的な方法 「甘えを育てる」と言っても、何をすればいいのでしょうか。 私たちの研究と実践から、効果的だった方法をお伝えします。 1. 1歳代のかかわりに戻る 「うちの子、もう3歳なのに」「小学生なのに」と思うかもしれません。でも、年齢は関係ありません。 発達段階で考えるのです。 甘えの発達が1歳代で止まっているなら、1歳代のかかわりをするのです。 具体的には: 添い寝と身体マッサージ 夜、寝る時に、子どもの隣に寝転がって、背中や手足を優しくなでる。子どもが嫌がらない程度の強さで、ゆっくりと。 「気持ちいいね」「お母さんここにいるよ」と、優しく話しかけながら。 最初は嫌がるかもしれません。でも、続けていくと、子どもは徐々にリラックスするようになります。 絶えず優しく話しかける 子どもが反応しなくても、構いません。 「今日は暑いね」「お花が咲いてるね」「お母さん、〇〇ちゃんと一緒で嬉しいよ」 実況中継のように、優しく話しかけ続けます。 子どもは、言葉の意味よりも、お母さんの声のトーン、温度を感じ取っています。 スキンシップを増やす 手をつなぐ。頭をなでる。肩に手を置く。 子どもが嫌がらない範囲で、できるだけ身体的な接触を増やします。 触覚過敏がある場合は、無理に触らず、子どもが受け入れられる方法を探します。例えば、服の上から触る、軽くトントンする、など。 2. 遊びを通じて甘えを育てる 遊びの中で、母親と子どもの「楽しい」を共有することが大切です。 ムーブメント教育 バランスボール、トランポリン、マット運動など、身体を動かす遊びを通じて、母親と一緒に楽しむ経験を積みます。 「せーの、ジャンプ!」と言いながら一緒にジャンプする。 子どもが成功したら、大げさなくらい褒める。「すごい!」「できたね!」と笑顔で。 手遊び歌 「むすんでひらいて」「いとまきまき」など、簡単な手遊び歌を一緒にやります。 最初は、子どもは見ているだけかもしれません。でも、母親が楽しそうにやっていると、真似したくなります。 真似できたら、それがどんなに不完全でも、「できたね!」と認めます。 子どもの自発性を大切にする 母親が一方的に教えるのではなく、子どもがやりたいことに付き合います。 子どもがブロックを並べているなら、一緒に並べる。子どもが走っているなら、一緒に走る。 「お母さんも一緒にやりたい」「楽しいね」と、共有する姿勢を見せます。 3. 甘え方を教える 発達障害の子どもは、「どうやって甘えればいいか」がわからないことがあります。 だから、教えるのです。 「やって」と言えるようにする 何かができない時、「やって」と言えるように練習します。 例えば、ジュースのフタを開けるのが難しい時。 「開けて、って言ってごらん」と促し、子どもが「開けて」と言ったら、すぐに開けてあげます。 「言えたね!」と褒めてから、「どうぞ」と渡します。 これを繰り返すことで、「言葉で頼めば、助けてもらえる」と学びます。 抱っこを求める方法 抱っこしてほしい時、「だっこ」と言う、または手を伸ばす、という方法を教えます。 子どもが近くに来たら、「だっこしたい?」と聞き、子どもがうなずいたり、手を伸ばしたりしたら、すぐに抱っこします。 目を合わせる練習 無理に目を合わせさせるのではなく、自然に目が合う機会を増やします。 子どもの目線の高さにしゃがみ、子どもが好きなものを持って、「見て」と優しく声をかけます。 子どもが一瞬でも目を向けたら、「見てくれたね!」と笑顔で反応します。 4. 正しいしつけの方法 「甘えを育てる」と言っても、しつけをしないわけではありません。 ただ、安心があるからこそ、しつけが効くのです。 褒めることの科学 望ましい行動をしたら、即座に(理想的には0.5秒以内に)褒めます。 「すごい!」「できたね!」「お母さん嬉しい!」 褒め言葉だけでなく、笑顔、ハイタッチ、シールなど、子どもが喜ぶ方法で強化します。 プロンプトとスモールステップ 大きな課題は、小さなステップに分解します。 例えば、「片付け」という課題。 最初は、「この積み木1個だけ、箱に入れて」と頼みます。できたら褒める。 次は、「2個入れて」。できたら褒める。 徐々に、全部片付けられるようになります。 最初は、手を添えて一緒にやってもいいです(プロンプト)。徐々に手を離していきます。 視覚的に示す 言葉だけではわかりにくいことも、絵や写真で示すとわかりやすくなります。 「歯磨き→パジャマ→絵本→寝る」という流れを、イラストで示します。 子どもは、「次に何が来るか」がわかると、安心します。 パニックとこだわりが消える理由 では、なぜ甘えを育てると、パニック・かんしゃく・こだわりが消えるのでしょうか。 私たちの研究では、以下のような変化が確認されました。 1. 刺激に慣れる力が育つ 甘えが育つと、子どもの中に**「自己の核」**ができます。 「自分は自分」「ここにいていい」「守ってくれる人がいる」という感覚。 この核があると、外からの刺激を受け止める力が育ちます。 研究では、甘えが育った子どもたちは、 新しい場所に行っても、以前ほどパニックにならなくなった 初めてのことにも、挑戦できるようになった 感覚過敏が和らいだ(大きな音でも耳を塞がなくなった、など) という変化が見られました。 世界が「安全だ」とわかると、刺激は「恐怖」から「情報」に変わるのです。 2. こだわりが減る 安心感が育つと、「いつもと同じ」でなくても大丈夫になります。 なぜなら、「何か違っても、お母さんが助けてくれる」とわかるから。 研究では、 いつもと違う道を通れるようになった 新しい服を着られるようになった 食べられるものが増えた 順番が変わっても、やり直さなくなった という変化が報告されました。 こだわりは、不安から生まれます。安心が育つと、こだわりは自然に減っていくのです。 3. 指示に従えるようになる 甘えが育つと、子どもは母親の言葉を受け入れるようになります。 なぜなら、「お母さんは自分を守ってくれる人」「お母さんの言うことは、自分のためになる」とわかるから。 研究では、 「ダメ」と言うと、やめられるようになった 「こっちに来て」と言うと、来てくれるようになった 「待って」と言うと、待てるようになった という変化が見られました。 これは、「しつけができるようになった」のではなく、母親との信頼関係が育った結果なのです。 4. パニックとかんしゃくが減る 安心感が育ち、刺激に慣れる力がつき、言葉で伝えられるようになると、パニックとかんしゃくは自然に減っていきます。 研究では、療育教室に通い始めてから6ヶ月後、 パニックの頻度が半分以下になった子が70% かんしゃくがほとんどなくなった子が50% という結果が出ました。 母親たちからは、 「スーパーに行けるようになった」「外食できるようになった」「公園で他の子と遊べるようになった」 という声が聞かれました。 5. 母子関係が楽しくなる これが、最も大きな変化かもしれません。 甘えが育つと、子どもは母親を求めるようになります。 「ママ」と呼んでくれる 抱っこを求めてくる 目を合わせて笑う 「見て」と自分の成果を見せに来る 母親たちからは、 「初めて『ママ』と呼ばれた時、涙が出ました」「『だっこ』と言ってくれた時、嬉しくて嬉しくて」「やっと、母親として求められていると感じられました」 という声が聞かれました。 母親が幸せになると、子どももさらに安心します。 この好循環が、子どもの発達をさらに促していくのです。 実践のポイント ここまで読んで、「やってみよう」と思ってくださったあなたへ。 いくつか、大切なポイントをお伝えします。 すぐに結果を求めない 甘えの発達は、段階を追って進んでいきます。 最初は変化が見えないかもしれません。でも、子どもの中では、確実に何かが育っています。 焦らず、ゆっくり、続けてください。 私たちの研究では、変化が見え始めるのは、早い子で1ヶ月、遅い子で3ヶ月でした。 でも、その後の変化は、驚くほど大きなものでした。 完璧を目指さない 毎日完璧にできなくてもいいのです。 疲れた日は、添い寝だけでもいい。忙しい日は、「お母さん、〇〇ちゃんのこと大好きだよ」と言うだけでもいい。 続けることが大切です。 小さな変化を見逃さない 大きな変化を待つのではなく、小さな変化に気づいてください。 一瞬、目が合った 少しだけ、笑った 自分から近くに来た 「やって」と言えた そうした小さな変化が、大きな成長につながっていきます。 サポートを求める 一人で抱えなくていいのです。 療育教室 保健センター 親の会 オンラインコミュニティ 発達支援教室クローバー (^▽^)/ あなたをサポートしてくれる場所があります。 遠慮せず、頼ってください。 まとめ パニック・かんしゃく・こだわりは、「しつけの問題」ではありません。 それは、子どもが感じている恐怖と不安の表れです。 「甘え」を育てることで、その恐怖と不安が和らぎ、パニック・かんしゃく・こだわりは自然に減っていきます。 具体的には: 1歳代のかかわりに戻る:添い寝、マッサージ、優しく話しかける、スキンシップ 遊びを通じて甘えを育てる:ムーブメント、手遊び歌、子どもの自発性を大切に 甘え方を教える:「やって」と言う練習、抱っこを求める方法、目を合わせる 正しいしつけをする:褒める、スモールステップ、視覚的に示す その結果: 刺激に慣れる力が育つ こだわりが減る 指示に従えるようになる パニックとかんしゃくが減る 母子関係が楽しくなる 年齢は関係ありません。今からでも、遅くありません。 焦らず、ゆっくり、続けてください。 そして、小さな変化を、一緒に喜んでいきましょう。 今日も、嵐を乗り越えたあなたへ。 お疲れさまでした。 あなたは一人じゃない。 わかっている人が、ここにいます。 一人にしない。それが、私の支援です。 参考文献 この記事は、自閉症スペクトラム障害児とその母親50組以上への支援と研究に基づいています。詳しくは、書籍『発達障害の子のアマトレのススメ』をご覧ください。 さらに詳しく知りたい方へ 療育教室では、個別相談も受け付けています。あなたのお子さんに合った、具体的な方法を一緒に見つけていきましょう。 お問い合わせはこちら 関連記事: 発達障害児の「屈折した甘え」を理解する 1歳代のかかわりで子どもが変わる理由 パニックの時、子どもが伝えたいこと 感覚過敏の子どもへの正しいかかわり方
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2026.01.05
不登校回復 まとめ
変化の期間まとめ 期間主な変化1〜3ヶ月少し母子分離できる。挨拶ができる4〜5ヶ月登校できる。友達と遊べる。かんしゃくが減る6ヶ月〜1年一人で行動できる。感情コントロールができる2〜3年完全に落ち着く。笑いながら聞き流せる
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2026.01.04
発語の発達 まとめ
実際に通ってくれた子どもたちの傾向をまとめてみました。 発語に至っては、気持ちを読み取り、サインを教えて発語に結び付ける、このアマトレ®の効果絶大です。 発語改善の傾向まとめ 改善段階目安期間変化の特徴第1段階1か月サインで「やって」が伝えられる言葉が伴い始める第2段階3か月喃語が増える指さしができる自発的にサインを使う第3段階4〜6か月発語が急増オウム返しで語彙が増える「やめて」「ありがとう」など第4段階1年2語文が言える言葉での指示が理解できる第5段階3年3語文でぺらぺら話す会話・しりとりができる
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2026.01.04
かんしゃくの消失までの道のり まとめ
かんしゃく改善の傾向まとめ 実際に通ってくれた子どもたちの傾向をまとめてみました。 発達支援教室クローバーのアマトレ®だからこそのかんしゃくの消失、前向き思考の獲得だと自負しております。 改善段階目安期間変化の特徴第1段階1か月かんしゃくしながらも達成できる「疲れた」「もうやめたい」と言葉が出始める第2段階3か月暴力・物を投げる行為が減少座っていられる時間が増える第3段階6か月暴言がなくなる深呼吸など自分で落ち着く方法を使える第4段階1年パニック→「ごねる」「怒る」程度に変化気持ちの言葉で表現できる第5段階2年かんしゃく完全消失笑いに変えられるメンタル
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2026.01.04
やり取り発達段階 まとめ
やり取りの言葉 改善の傾向まとめ 実際に通ってくれていた子どもたちの経過をまとめました。 発達支援教室クローバーのアマトレ®の技術だからこその速さと自負しております。 改善段階目安期間獲得する言葉・変化第1段階1〜2週間自分でできることが増える促されて「疲れた」など言える第2段階1か月「やって」「かして」が言える小さく挨拶ができる第3段階2〜3か月「楽しい」「疲れた」など気持ちの言葉大きな声で挨拶できる自発的にお願いできる第4段階4〜6か月「やめて」「教えて」「させて」など多様なお願い「つらい」「かなしい」「くやしい」など感情の言葉第5段階9か月〜1年「いや」「しません」と断れる会話のやり取りが成立(かして→いいよ→ありがとう)第6段階1年以上「さみしい」「一緒がいい」と気持ちを素直に共感・冗談・相槌ができる
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2025.12.17
自閉症スペクトラム児の共感発達とポイント
自閉症スペクトラム児の共感発達段階 自閉症スペクトラムのお子さんの共感性は、定型発達のお子さんとは異なる道筋で発達していきます。ここでは、自閉症児特有の共感発達の10段階を、一般保護者向けにわかりやすくまとめました。 はじめに:自閉症児の世界を理解する 自閉症スペクトラムのお子さんにとって、世界は私たちが想像するよりもずっと怖い場所です。 音や光、触覚などの刺激がとても強く感じられる 情報が整理できず、混沌とした世界にいる 何が起こるかわからない恐怖がある そのため、共感の発達も定型発達とは違う順序・ペースで進みます。でも、必ず発達します。焦らず、お子さんのペースに寄り添うことが大切です。 第1段階:混沌の中にいる時期 この時期のようす 人の顔を見ない、目が合わない 呼んでも反応しない 一人で完結しているように見える 抱っこを嫌がることもある お子さんの内側で起きていること 世界のすべてが侵襲的で怖い状態です。人も物も区別がつかず、あらゆる刺激が押し寄せてきます。自分を守るために、外界を遮断しているように見えます。 保護者の方へ 「私を嫌っているのでは」と思わないでください。怖いから縮こまっているのです。無理に目を合わせようとせず、お子さんが安心できる距離感を探りましょう。 第2段階:安心の芽生え この時期のようす 特定の場所や物にこだわる 同じルーティンを好む 親のそばにいることが増える(ただし密着はしない) 大人しくしているが、変化にパニックを起こす お子さんの内側で起きていること 「同じ」であることが安心の源です。予測できることで、ようやく少し世界が怖くなくなります。こだわり行動は自分を守るための大切な方法です。 保護者の方へ こだわりを無理にやめさせないでください。それはお子さんにとっての安心の杖です。まずは「この子のそばにいると安心」という感覚を育てることが第一です。 第3段階:不器用な甘えの始まり この時期のようす 背中からドンと激突してすぐ離れる 近づいてきたかと思うと離れる(接近回避行動) クレーン現象(親の手を使って物を取ろうとする) 親を「道具」のように使う お子さんの内側で起きていること 甘えたい気持ちはあるのに、怖くて素直に甘えられません。「くっつきたい、でも怖い」という葛藤の中にいます。背中から激突するのは、正面から甘えられないからです。 保護者の方へ これは甘えの始まりです。「道具的に使われている」と悲しくならないでください。相手の好意をあてにしているからこそ頼んでいるのです。一瞬の接触を大切にしましょう。 第4段階:「やって」が言える この時期のようす 「やって」「ちょうだい」などの要求が出る サインや身振りで伝えようとする 親の顔を見て確認することがある 少しずつ落ち着いてくる お子さんの内側で起きていること 「この人に頼めば助けてもらえる」という認識が生まれています。これは大きな進歩です。まだ会話ではありませんが、人を頼る第一歩です。 保護者の方へ 「やって」と言えたらすかさず応えましょう。頼んだら応えてもらえたという成功体験が、人への信頼を育てます。言葉が出なくてもサインでOKです。 事例:太郎くん(3歳) 最初は言葉がオウム返しだけでしたが、「やって」を覚えてから自発的にお願いできるようになりました。よく笑うようになり、嬉しいときに声を出すようになりました。 第5段階:人の存在に気づく この時期のようす 親の反応をうかがいながら行動する いたずらをして親の反応を見る 褒められると嬉しそうにする 少しずつ目が合うようになる お子さんの内側で起きていること 「この人は自分とは違う存在だ」ということがわかり始めています。自分と他者の区別(自他の分化)が育ってきた証拠です。 保護者の方へ いたずらは「困らせたい」のではなく、あなたの反応を知りたいのです。大げさに反応してあげましょう。「見てもらえた」という体験が関係を育てます。 第6段階:やりとりの芽生え この時期のようす 「やって」→「いいよ」のやりとりができる 簡単な指示に従える 「かして」「ありがとう」が言える 親のそばに避難してくる お子さんの内側で起きていること やりとりには「役割」があることを理解し始めています。自分が「やって」と言ったら、相手が「いいよ」と返す。このキャッチボールの感覚が育っています。 保護者の方へ 会話の練習は日常の中で自然に行いましょう。「やって」と言えたら「いいよ」と返す。この繰り返しが会話の基礎になります。 事例:花子さん(小1) 最初は言葉がなく、座っていられませんでした。「やって」「いいよ」のやりとりを練習し、2語文が言えるようになりました。「やって」と言ったら「いいよ」が返ってくることを学び、会話の芽が出てきました。 第7段階:感情を言葉にできる この時期のようす 「つらい」「かなしい」「くやしい」が言える 「いや」「やめて」が言える パニックが減り、言葉で伝えようとする 癇癪のあと、親に気持ちをわかってもらおうとする お子さんの内側で起きていること 自分の中の感情に名前をつけることができるようになっています。感情を言葉にできると、パニックに頼らなくてよくなります。 保護者の方へ 感情の言葉を代弁してあげましょう。「悔しかったね」「悲しいね」と言葉をつけてあげることで、お子さんは自分の感情を理解します。叩いてきたときは「つらいね」と受け止めて。 事例:健太くん(小6) 最初はお願いの言葉が言えませんでした。8か月後には「つらい」「かなしい」「くやしい」と言えるようになり、「かして、いいよ、ありがとう」のやりとりができるようになりました。お母さんは「ようやく会話ができた」と涙を流しました。 第8段階:素直な甘えの表現 この時期のようす 正面から「抱っこ」と言える 困ったとき親のところに来る 「一緒にいて」と言える 甘えたいときに甘える お子さんの内側で起きていること 「この人は自分を受け入れてくれる」という信頼が育っています。怖くて近づけなかった人に、素直に甘えられるようになりました。これは大きな成長です。 保護者の方へ この時期の甘えは全力で受け止めてください。「もう大きいのに」と思わないで。自閉症のお子さんは甘えの発達が遅れています。今が甘えを育てる大切な時期です。 事例:翔太くん(小3) 最初は母子分離できず、癇癪がひどく、学校に入れませんでした。4か月後には通学団で登校でき、友達と遊べるようになりました。今では意見も言え、困ったときは言葉で伝えられます。 第9段階:他者の気持ちを想像する この時期のようす 相手が怒っている・悲しいがわかる 「ごめんね」が言える 小さい子や困っている人を気にする 相手の反応を見て行動を変える お子さんの内側で起きていること 「あの人は今こう感じているのかも」と想像できるようになっています。自分の経験を基に、相手の気持ちを推測する力が育ってきました。 保護者の方へ 「あの子は悲しそうだね」「嬉しそうだね」と相手の感情を言葉にして伝えましょう。お子さんは周囲から学ぶことが苦手なので、言葉で教えることが大切です。 第10段階:社会の中での共感 この時期のようす 状況に合わせて行動を調整できる 相手によって態度を変えられる ルールを守って集団活動ができる 困っている人を助けようとする お子さんの内側で起きていること 社会の中での自分の立ち位置がわかり、相手に合わせて行動できるようになっています。これは長い時間をかけて育った力です。 保護者の方へ ここまで来るには長い年月がかかります。でも、必ずここに辿り着けます。焦らず、お子さんのペースを信じてください。 定型発達との違い(まとめ) 定型発達自閉症児生後すぐから人の顔に興味世界が怖くて人を見られない1歳頃から甘えが始まる甘えの始まりが遅れる(個人差大)素直に「抱っこ」と言える背中から激突、接近回避など不器用周囲を見て自然に学ぶ言葉で教えてもらう必要がある感情を自然に獲得感情の言葉を代弁してもらう必要がある 大切なこと 1. 安心が最優先 すべての発達の基盤は安心です。お子さんが「ここは安全だ」「この人といると怖くない」と感じられることが、共感発達の第一歩です。 2. 甘えを育てる 甘えなくして共感は育ちません。不器用な甘えも、背中からの激突も、すべて甘えの芽です。大切に受け止めてください。 3. 代弁する お子さんは自分の気持ちを言葉にするのが苦手です。「悔しいね」「嬉しいね」と代弁してあげることで、感情の理解が進みます。 4. 教える 自閉症のお子さんは周囲を見て自然に学ぶことが苦手です。社会的な行動は言葉で教える必要があります。叱るのではなく、正しい方法を教えましょう。 5. 焦らない 杉山先生の研究によれば、自閉症児が母親に素直に甘えるようになるのは小学校中学年以降のことも珍しくありません。発達には時間がかかります。でも、必ず発達します。 発達の目安(まとめ表) 段階状態キーワード1混沌の中にいる目が合わない、一人で完結2安心の芽生えこだわり、ルーティン3不器用な甘え背中から激突、接近回避4「やって」が言える要求、サイン5人の存在に気づく反応をうかがう、目が合う6やりとりの芽生えかして・いいよ・ありがとう7感情を言葉につらい、かなしい、くやしい8素直な甘え抱っこ、一緒にいて9他者の気持ちを想像ごめんね、相手を気にする10社会の中での共感状況に合わせる、助ける おわりに 自閉症のお子さんの共感発達は、定型発達のお子さんとは道筋が違います。でも、必ず発達します。 大切なのは、お子さんの「世界が怖い」という感覚を理解し、安心を与え続けることです。安心があれば、甘えが育ち、甘えが育てば、相手の気持ちを感じる力が育ちます。 お子さんのペースを信じて、一緒に歩んでいきましょう。 参考文献 修士論文「自閉症児とその母親への子育て支援方法」 土居健郎『甘えの構造』 小林隆児『自閉症の関係発達臨床』 杉山登志郎『発達障害の子どもたち』
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2025.12.17
健常な共感の発達とポイント
共感の発達段階 子どもの共感性は、段階を経て発達していきます。以下に、一般保護者向けにわかりやすくまとめた10段階の発達表を示します。 第1段階:表情への気づき(0〜3か月) この時期のようす 人の顔をじっと見つめる あやされると笑う 親の声を聞くと動きが止まる ポイント 赤ちゃんは生まれてすぐから、人の顔に興味を持っています。まだ「相手の気持ち」はわかりませんが、人と関わる準備が始まっている時期です。たくさん顔を見せて話しかけてあげましょう。 第2段階:感情の読み取りの芽生え(4〜6か月) この時期のようす イナイナイバーをすると喜ぶ 親しみの顔と、怒りの顔の違いがわかる 歌うとじっと聞き入り、目や口を見つめる ポイント 表情から「なんだか違う」と感じ取れるようになってきます。楽しい顔・怖い顔の区別ができるようになる大切な時期です。笑顔でたくさん関わりましょう。 第3段階:相手の感情に反応する(7〜12か月) この時期のようす 親の話し方で、感情を聞き分ける(禁止など) 拍手などの身振りをまねる 親の話しかけに応えようとする 褒められると同じことを繰り返す おもちゃを取り上げられると不快をあらわす ポイント 親の「嬉しい」「ダメ」などの感情を声や表情から読み取れるようになります。褒められると喜び、また同じことをしようとします。相手に合わせようとする心の芽が育ち始めています。 第4段階:相手の反応をうかがう(1歳〜1歳半) この時期のようす 親の反応をうかがいながら、いたずらをする 難しいことに出会うと、助けを求める 簡単な手伝いをしようとする 「やって」と頼める ポイント 「これをしたらお母さんはどうするかな?」と相手の反応を予測して行動できるようになります。お手伝いをしようとするのも、相手に喜んでもらいたい気持ちのあらわれです。 第5段階:自分と相手は違うことがわかる(1歳半〜2歳) この時期のようす 友だちにおもちゃを貸してあげる 「熱い」「冷たい」「怖い」がわかる 自分より年下の子どもにちょっかいを出す 友だちと手をつなげる ポイント 「自分」と「相手」が別々の存在だと気づき始めます。だからこそ**「貸してあげる」ができる**ようになります。また、自分の感覚を言葉で表現できるようになり、共感の基盤ができてきます。 第6段階:相手の気持ちを想像し始める(2〜3歳) この時期のようす 友だちとケンカをすると親に言いつけにくる 買ってほしい物があっても、言い聞かせれば我慢できる ままごと遊びで何かの役を演じる 「よい・悪い」がわかる ポイント ごっこ遊びを通して、他の人の立場になってみる練習が始まります。「お母さん役」「赤ちゃん役」を演じることで、相手の気持ちを想像する力が育ちます。我慢ができるようになるのも、「相手の言うことを理解した」からです。 第7段階:社会的な気持ちの理解(3〜4歳) この時期のようす 自分が作ったものを見せたがる 褒められると、もっと褒められようとする 順番を自分から待てる 知らない人に注意されたらすぐにやめる 「くやしい」「約束」がわかる ポイント **「認めてほしい」「褒めてほしい」**という気持ちが強くなります。これは相手がどう思うかを意識している証拠です。また、順番を待てるのは、相手にも順番があると理解できるからです。「くやしい」という複雑な感情もわかるようになってきます。 第8段階:思いやりの行動(4〜6歳) この時期のようす 小さい子の世話をする 表情から気持ちを読み取る 場面を想像して気持ちを言葉で表現できる 「親切」「勝ち・負け」がわかる グループの中で妥協しながら遊ぶ ポイント 思いやりの行動が具体的にできるようになります。「あの子は悲しそう」「困っているみたい」と、相手の内面を読み取って助けようとします。グループ遊びの中で譲り合う経験も、共感力を育てます。 第9段階:相手の立場に立って考える(6〜10歳) この時期のようす かわいそうな話を聞くと涙ぐむ 相手の立場や気持ちを考え、困ることや無理な要求をしない 年下の子どもの世話や子守を任せられる 幼児や老人をいたわることができる 「勇気」「無駄」がわかる ポイント 物語を聞いて泣けるのは、登場人物の気持ちを自分のことのように感じられるからです。これが真の共感です。「相手が困るからやめよう」と考えて行動できるようになり、弱い立場の人をいたわる心も育ちます。 第10段階:成熟した共感(10歳以上) この時期のようす 相手の立場を考えて話すことができる 目上の人には丁寧な言葉が使える 相手によって言葉遣いを変えられる 新聞やニュースに関心を持つ グループで計画を立てて実行できる ポイント 相手の立場や状況に合わせて言葉や態度を調整できるようになります。これは高度な共感力であり、社会で生きていく上での大切な力です。社会的な出来事にも関心を持ち、自分とは違う立場の人にも思いを馳せられるようになります。 共感を育てるために大切なこと 1. 安心できる関係をつくる 子どもは安心できる関係の中で相手の気持ちを感じ取る力を育てます。まずは親子の間で「わかってもらえた」という体験をたくさん積み重ねましょう。 2. 子どもの気持ちを言葉にしてあげる 「悲しかったね」「嬉しいね」と代弁してあげることで、子どもは自分の感情を理解し、やがて相手の感情も理解できるようになります。 3. ごっこ遊びを楽しむ ままごとやヒーローごっこなど、役になりきる遊びは共感力を育てる最高の練習です。一緒に遊んであげましょう。 4. 絵本の読み聞かせをする 登場人物の気持ちについて「どう思う?」と一緒に考えることで、他者の視点を取る練習ができます。 5. 焦らず見守る 共感性の発達には個人差があります。周りと比べず、その子のペースを大切にしましょう。 発達の目安(まとめ表) 段階年齢の目安キーワード10〜3か月人の顔に興味を持つ24〜6か月表情の違いに気づく37〜12か月親の感情を読み取る41歳〜1歳半相手の反応を予測する51歳半〜2歳自分と相手は違うとわかる62〜3歳ごっこ遊びで役を演じる73〜4歳認めてほしい気持ちが育つ84〜6歳思いやりの行動ができる96〜10歳相手の立場に立てる1010歳以上相手に合わせて調整できる 注意: これらは目安であり、お子さんによって発達のペースは異なります。「できない」ことを心配するより、日々の関わりの中で少しずつ育てていくことが大切です。 参考資料 KIDS 乳幼児発達スケール S-M社会生活能力検査
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2025.11.18
今日から始められる!5つの実践方法
今日から始められる!5つの実践方法 最後に、今日から始められる実践方法をまとめますね。 1. 気持ちの言葉を返す - 「痛かったね」「悔しいね」「嬉しいね」 - 1日10回を目標に 完璧を目指さなくて大丈夫。 できるときに、できる範囲で。 それだけで十分です。 2. ことばの実況中継 - 「積み木、持ったね」「お水、飲んだね」 - お子さんの行動を見ながら、その場で言葉にする 地味に見えますが、とても効果的です。 3. アマトレの3ステップ - ①気持ちをわかる → ②よしよしする → ③適切な方法を教える - 癇癪が起きたときに実践 最初は難しく感じるかもしれません。 でも、何度も繰り返すうちに、自然とできるようになります。 4. 気持ちカードを作る - 画用紙に表情を描く - 「嬉しい」「悲しい」「怒り」の3つから始める 週末に、お子さんと一緒に作るのも楽しいですよ♪ ### 5. 一緒に遊ぶ時間を作る - 1日10分でOK - お子さんの好きな遊びに付き合う - 共感のやり取りを大切に 忙しいママも多いと思います。 でも、1日10分だけ、スマホを置いて、お子さんと向き合う時間を作ってみてください。 それだけで、お子さんは「ママは私を見てくれている」と感じられるんです。 続けるコツ 完璧を目指さない: できる範囲で、できるときに。 それだけで十分です。 100点満点じゃなくていいんです。 60点でも、50点でも、続けることが大切。 小さな変化を喜ぶ: 「今日、『嬉しい』って言えた!」 「今日、癇癪が少なかった!」 そんな小さな変化を、ママ自身が喜びましょう。 お子さんも、ママの喜ぶ顔を見ると、嬉しくなるんです。 記録をつける: カレンダーに「今日できたこと」を書く。 ・「取って」と言えた ・癇癪がなかった ・お友達におもちゃを渡せた こんな風に、小さなことでもいいので記録してみてください。 後で見返すと、お子さんの成長が見えて、励みになります♪ そして、「こんなに成長したんだ!」と実感できます。 「わからない」が「わかる」に変わるとき ここまで、長いお話にお付き合いいただき、本当にありがとうございます♪ 最後に、お伝えしたいことがあります。 お子さんが人の気持ちを理解できるようになるまでには、時間がかかります。 でも、確実に変化していきます。 私は、20年以上、たくさんのお子さんとママを見てきました。 そして、すべての子が、必ず変化していくことを知っています。 変化の目安 個人差はありますが、こんな目安があります。 - 1か月*: ママの顔を見るようになる、癇癪が減る - 3か月後: 気持ちの言葉が出てくる、語彙が増える - 6か月後: お友達の気持ちに気づき始める - 1年後: 感情をコントロールできるようになる 早い子もいれば、時間がかかる子もいます。 でも、必ず変化していきます。 最も大切なこと お子さんが変わるために、最も大切なのは、 「ママが子どもの気持ちを理解しようとすること」 そして、 「ママ自身が自分を責めず、優しくすること」 なんです。 「私の育て方が悪いのかな」 「私が至らないから、この子は…」 そう自分を責めないでください。 あなたは、すでに十分頑張っています。 毎日、お子さんのために一生懸命です。 それだけで、素晴らしいママなんです。 だから、まずはママ自身に優しくしてあげてください。 「私、よく頑張ってる」 「私、えらい」 そう自分に言ってあげてください。 ママが自分に優しくできると、お子さんにも優しくできます。 ママが笑顔でいると、お子さんも笑顔になります。 「わからない」が「わかる」に変わると、子育ては驚くほど楽になります。 そして何より、お子さんがいきいきと変化していきます。 一緒に、お子さんの成長を喜びましょう♪ 笑顔で過ごせる日々が増えていきますように。 心から応援しています! お子さんの発達段階に合わせて、オーダーメイドの支援を提供します。 週1回のセッションと、連絡帳での毎日のやりとりで、お子さんの成長をサポートします。 1か月で変化を実感される方がほとんどです。 教室の詳細はこちら。 http://hattatsu-clover.com/course 体験セッションも受け付けています。 お気軽にお問い合わせください♪ https://hattatsu-clover.com/inquiry
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2025.11.08
【言葉ゼロの3歳児】発達障害・発達支援 気持ちの理解から
1年で「ありがとう」「ごめんなさい」が言えるようになった軌跡 言葉がない、走り回る、目が合わない そんな3歳児が1年後にはアイコンタクトしながら挨拶できるように 「この子、いつか話せるようになるのかしら…」 3歳になっても言葉がない。 呼んでも振り向かない。 目も合わない。 お子さんの発達に不安を感じているあなたへ。 今日は、同じ不安を抱えていた太郎くん(3歳)のお母さんの体験をお伝えします。 最初の太郎くんの状態 - 言葉がない - 訴えるサインもない - 走り回る - 言葉が通じない - 目が合わない 小児科の先生からは「様子を見ましょう」と言われ 児童発達支援にも通っていましたが、目立った変化はありませんでした。 お母さんは、焦りと不安で押しつぶされそうでした。 1か月後:小さな変化 クローバーでは、Miくんの動きに合わせて必要なやり取りを教え、言葉を浴びせていきました。 Miくんは本を出すのが大好き。 出したら、必ず片付けさせる。 そして、「やって」をサインで覚えさせました。 Miくんのサインは、2回だったり3回だったりしましたが、 人ではなく、モノの方に向けてサインをしていました。 これは、「人」への意識がまだ弱いことを意味しています。 3か月後:目が合うようになった そして3か月後。 太郎くんに大きな変化が起きました。 - 指さしをするようになった(少し曲がっているが) - 一緒に遊ぶときに目が合うようになってきた - 喃語がとても増えた 特に、目が合うようになった**ことは、大きな成長です。 これは、「人への意識」が芽生えた**証拠なのです。 6か月後:共感が育ってきた 6か月後には、さらなる変化が。 - お願いの時に目を合わせられるようになった - 楽しいときも目を合わせる - 「やって」のときに目が合う、こちらを見る - どうしてもすぐにしたいときには、モノのほうを見て「やって」をする(これは自然なこと) - 「やめて」も教え、少しずつできるようになった お母さんは言いました。 「息子が私を見てくれる。それだけで、涙が出るほど嬉しいんです」 1年後:言葉の理解が進んだ そして1年後。 - 言葉の指示をだいたいわかっている - サインで「やって」「やめて」を目を見て表せる - 挨拶を目を合わせてできる - 共感したい気持ちが出てきている さらに、現在(2025年10月)では: - 言っていることの理解がある - 何か言おうとするところがある - まねをするようになってきた - 自ら求めてアンパンマンなどの手遊び歌をしていた 太郎くんは、確実に「人とつながる喜び」を感じ始めています。 なぜ、こんな変化が起きたのか? 多くの療育では、「訓練」という形で言葉を教えます。 しかし、クローバーでは違います。 お子さんの「今、したいこと」に寄り添い その瞬間に必要な言葉とやり取りを教えるのです。 太郎くんにとって、本を出すことは「楽しい」こと。 その楽しい瞬間に、「やって」「ありがとう」「どうぞ」などの言葉を浴びせる。 すると、お子さんは「人とやり取りするのは楽しい」と感じるようになるのです。 発達には順番がある 言葉の発達には、実は順番があります。 1. 人への意識(目が合う) 2. 共感の育ち(楽しいことを共有したい) 3. サイン・ジェスチャー 4. 発語 5. 2語文 6. 会話 多くの親御さんは、「早く話してほしい」と焦ります。 でも、土台(人への意識、共感)がないまま言葉だけ教えても、定着しないのです。 クローバーでは、この順番を大切にしながら、お子さんの発達を促していきます。 あなたのお子さんも変われます もし、あなたのお子さんが: - 言葉がない - 目が合わない - 呼んでも振り向かない - 一人の世界にいるように見える そんな状態でも、大丈夫です。 適切な関わり方で、必ず「人とつながる喜び」を感じるようになります。 今すぐ、相談へ 発達支援教室クローバーでは、相談を実施しています。 お子さんの今の発達段階を丁寧に見極め、最適なサポート方法をご提案します。 【相談は月10名様限定】 「この子、いつか話せるようになるのかしら…」 そんな不安を抱えているなら、今すぐご相談ください。 お子さんの「言葉」と「笑顔」は、必ず花開きます。 ▼無料相談のお申し込みはこちら▼ [お問い合わせフォームへ]

