お役立ち情報INFORMATION
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2024.03.06
人の気持ちを理解するトレーニング その2 発達段階①に対して
人の気持ちを理解できるようになる段階には、5段階あると考えています。 ①子ども自身の感じた気持ちがことばで理解できる ②子どもが、自分と他人がほぼ同じ感覚だと理解できる ③子ども自身が他人とリンクして感じることができる ④子どもが、他人の気持ちをことばで理解することができる ⑤気持ちがわかることを表現することができる 今回は①の段階についてお話しします。 ①子ども自身の感じた気持ちがことばで理解できる まず、人間というものは 【自分が感じたことのない気持ちは理解できません】 だから、まずすべきことは 【子どもが感じた気持ちをことばとして整理させること】です。 どうしたらことばで整理できていくかというと 【感じた気持ちを人に翻訳されて、人にことばにしてもらうこと】です。 要は、子どもが感じていそうな気持ちを読み取って、ことばにして子どもに伝えるということです。 理由を言うと、気持ちのことばは人に読み取ってもらってことばにしてもらうことでしか 発達しないからです。(同じことを言っていますね) だから、どんどんことばにして伝えていってあげてください。 そうすると、だんだんと気持ちのことばがまとまり ことばにつながるし 気持ちのコントロールにつながります。 あなたを応援しています! 具体的な方法は各種講座で学べます。
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2024.02.22
手先が器用になる遊び ㉒高速ハイハイ
赤ちゃんの時に、ハイハイしますね。 このハイハイが、実はその後の器用さにとても大きく関係しているなど 思いもよりませんよね。 アスリートもしている、高速ハイハイ とくに陸上の選手ですが、高速ハイハイをして 手足の協働をさらに上達させて足を速くしていると言います。 そう、ハイハイは手足の動きをよくするのです。 だから、たくさんしたほうがいい。 しかし、今更しない。 ならば、こうしましょう。 高速ハイハイの遊び 家具をいろいろ設置して、下にお菓子を置いておく 家具をくぐってレースをする 段ボールなどでトンネルを作ってくぐらせる がいいかなと思います。 親も楽しんですれば、一緒にしてくれるはず。 親ごさんがトレーナーになると、やってくれません(笑) 体験へどうぞお越しください!
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2024.02.21
手先が器用になる遊び ㉓背中にモノを入れる
単なるいたずらかと思いきや、違うのです。 これには深いわけがありまして。 背中にモノを入れる理由 こんな効能があります。 ①背中からモノを取るときに身体の動かし方を学べる ②身体の感覚を高める→ことばにつながる ③どうやったらとれるか、頭を使う ④臨機応変に対応する力が付く(いたずらだからね・・・) ⑤「とって」など、コミュニケーションのきっかけになる→言葉が増える 背中は一番感覚が敏感ではない場所(のはず) 背中は過敏な子が少ない場所。 ですので、感じさせてもとっても嫌がることはなく楽しく遊べることが多いです。 ただ、とれなくて起こることはありますが。 いろんな感覚を楽しませてあげましょ! 体験させたいときは、ぜひ体験へお越しください。
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2024.02.20
手先が器用になる遊び ㉑風船
風船は、ビジョントレーニングや感覚遊びなど、さまざまに使えます。 一つずつ参りましょう。 ビジョントレーニング 目の動きが悪い子たちは どうしても早いものが追えません。 ですが、風船だと追いかけて遊ぶことができます。 なので、少し大きいのですが(本当はビジョントレーニングでは500円玉くらい) 目を動かすとっかかりとして使用するとよいです。 ぽんぽんと双方に交互にできたらそれで。 できない子の場合には自分だけではねさせて遊ぶ、から始めましょう。 こっちに頂戴!を繰り返していくと キャッチボールにそのうちに発展していきます。 そうなりましたら、やっぱりトランポリンなどで組み合わせて遊びましょう。 ほかの力もついてきます。 ビジョントレーニング的に遊べるのがもう一つ。 うちの教室の子は大好きです。(最初は怖いみたい) それは、風船を膨らまして、口を閉じずに離して風船を飛ばせるというもの。 これ、不規則に動いて面白いんです。 しかも超高速!! 感覚統合療法的に遊ぶには 膨らんでいく様を触れさせて遊ぶ 膨らんだのちに離して飛ばして、しぼんだ様を触れる ゴムの感触を楽しむ 膨らんだゴムの感触を楽しむ 破裂させて、感覚を楽しむ 破裂するまでの弾力を楽しむ などなど、触れたこと、感じたことを言語化することによって 【感覚とことば】が育っていきます。 ぜひ体験へお越しください。
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2024.02.19
手先が器用になる遊び ⑲ ゴム付きお手玉
ゴム付きお手玉とは、お手玉にそのままゴムが付いたものです。 ビジョントレーニングの北出先生に教えてもらいました。 これ、ゴムがついているのでびよよよーんと伸びます。 そこで、引いて伸ばして、あてて遊ぶ(笑) のもしますが 本来は、振り子のようにゆらして 近づいたり、前後左右で目の動きを高めるという遊びに使います。 不規則に動かすと、なお面白くて遊べます。 もちろん、発達障害児さんの中には目の動きが悪すぎて お手玉を追えないから楽しめない子もいます。 その場合、「いまは」楽しめないだけで、慣れたら楽しめますから めげずに少しずつ遊んでいくことをお勧めします。 とっかかりはやっぱり 引いて当てるです(笑) 白熱して、導入しやすいです。 体験させたい!方はぜひ体験にお越しください。
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2024.02.18
手先が器用になる遊び ⑳タッチ
実は、タッチ単独では【甘え】を育てることに重要です。 タッチをたくさんすると甘え上手になってきますよ。 遊びの中にどんどん取り入れてくださいね。 ちなみに、感覚統合療法からいえば タッチすることによって、だんだんと感覚が整ってきます。 どんどんしましょう。 タッチの取り入れ方 私はよく、トランポリンに乗りながらタッチします。 そうすると、ビジョントレーニングもできるし、一石二鳥です。 また、滑り台の途中でタッチしたりもします。 楽しめますよ。 実際に体験させたいときは、体験へお越しください。
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2024.02.17
手先が器用になる遊び ⑱お手玉
昔懐かし、お手玉。 お手玉がどのように手先を器用にしていくのでしょうか。 お手玉が手先に効く秘密 お手玉は、体幹とは関係ありませんが、 【目と手の動き】に関係します。 ビジョントレーニングというトレーニング方法をご存知でしょうか。 目と手を動きやすくして器用にしたり 各種学習を発達させようとするものです。 なんと!お手玉は、このビジョントレーニングができてしまうのです。 しかしながら、めっちゃ難しいです。 目の動きが悪いときは、 ・目でお手玉を追えない ・目で手を管理できない というところからはじまりますから、なかなかできません。 だから、具体的に教えましょう。 1つずつ教えましょう。 だんだんできるようになります。 応用編 お手玉が少しずつできるようになったら、 トランポリンなどの不安定なものに乗ってお手玉を楽しむとよいです。 バランスを鍛えながら、目と手も鍛えられます。 とってもおすすめです。 具体的に指導してもらいたい!と思ったら、体験へお越しください。
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2024.02.16
手先が器用になる遊び ⑰膝に乗る
手先を器用にするには、まずは体幹を育てること! その運動方法には7つありまして、今回は膝に乗る【バランス】です。 膝に乗って遊ぶ まずは保護者さんが正座します。 次に子どもを膝に立たせます。 不安定さを楽しみながら、遊びます。 乗るだけでもOK 立って足ふみするのもOK ジャンプはちょっと痛いですね・・・ 「おっとっと」しながら遊ぶと、そのうちに体幹が育ちますよ。 安上がりでスキンシップもできておすすめです。 不安定を楽しむ遊びは、バランスを育てるのです。 応用編 膝で不安定にしながら、一緒に歌を歌うなどリズムをとるとよいですね。 足ふみ、からだを揺らすなどすると、よりリズムを楽しめます。 リズムを楽しむというのは、実は 【コミュニケーション能力を高める】ことにつながります。 いわゆる音楽療法的な効果です。 ぜひともしたいですね!! 具体的に教えてほしい!ということなら、ぜひカウンセリング、体験にお越しください。
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2024.02.15
発達障害の子が小型犬を怖がる理由
意外なことに、発達障害児は小型犬が苦手です。 同じ理由で、子どものことも苦手です。 その理由は・・・ 行動が予測不能だから!! 【わからない】が大の苦手なので、行動が本能、赴くままな 子どもや小型犬は怖くて仕方がないのです。 どうしたらいいかわからないのでしょうね。
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2024.02.14
靴のまま部屋に上がるのをやめさせる方法
外から帰って、 「さ、家に入ろう」となったとき。 そのまま、靴を脱ぐそぶりもなく土足で上がっていく・・・。 よくありますよね? 土足で上がってから、 「いやいやいや、座って脱ぐよー」 では遅すぎる! ではどうやったらよいか解説いたしましょう。 まずは、事前に 脳というものは、【心地よいと定着する】という性質を持っています。 ですから、成功させることが大切。 もっというならば、事後指導ってなかなか苦労します。 だから、まずは事前に教えて、「できた」を体験させましょう。 具体的には 「さあ、入るよー」 となったら、次の【座る】を準備します。 「すわるよ」よ事前に声をかけて座らせ、喜びます。 すわったら、「靴を脱ぐよ」と声をかけ、脱がせ、喜びます。 すべて終わったら、大喜びしましょう。 この繰り返しで、定着します。 子どもはお母さんに褒められるのが大好きです 少しずつ、具体的に、教えて 喜んであげましょう。 すべてはそれで教えられていきます。 具体的に教えてほしい!と思ったら、ぜひカウンセリングや体験にお越しください。