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2026.09.23

一人遊びが多い;「孤立」ではなく、遊びの段階と安心のサイン

お母さんの気持ち

リビングで、黙々とブロック。園でも、一人コーナーが定位置。

「この子、ずっと一人が好きなのかな」「将来、友達ができなかったらどうしよう」

本人は楽しそうなのに、お母さんの不安だけが膨らむ——そのギャップが、いちばんつらいことがあります。


一人遊びが多い理由

一人遊びは、悪いことではありません。集中・想像・落ち着くための大切な時間でもあります。

一方で、発達に凸凹がある子では、次のような背景が重なることがあります。

  • 人は予測しにくい(物のほうが安心)
  • 感覚の負荷(声・触れ合い・動きが多すぎる)
  • 入り方がわからない(興味はあるが方法がない)
  • いまは一人遊びの段階(並行遊びの手前)

「友達に興味がない」ように見えても、実は「仲良くなりたいのに方法がわからない」子もいます。意図はあっても、やり方が独特なだけ、というケースもあります。

見るポイントを変える

「一人=ダメ」ではなく、次を見ると変化が見えます。

  • 一人のとき、落ち着いているか
  • 誰かが近くにいても、パニックにならないか
  • 同じおもちゃを隣で持てるか(並行遊びの芽)
  • 名前を呼ばれたら反応があるか

「遊んだ」より「関わりの段階が一つ進んだ」——見る軸が変わると、家庭の空気が柔らかくなります。


家庭でできること

1. 一人遊びを奪わない

無理に友達を作らせると、一人の安心まで失うことがあります。今は一人でもいい。焦らなくていい。

2. 「横にいる」から始める(並行遊び)

同じ部屋で、同じ種類のおもちゃを親も持つ。教えなくていい。評価しなくていい。

「赤いの積んだね」「速く走らせてるね」——実況するだけで、一緒にいる感覚が育ちます。

3. 子どもが見ているものを、一緒に見る

これが後述のジョイントアテンション(共同注意)の芽です。
「見て!」を急かさず、子の視線の先に親が乗る。通じ合えた感覚が、人への関心の土台になります。


お母さんのケア

一人遊びを見るたびに将来不安が再生される——そのループ、お母さんの消耗です。
子の遊びを「問題」と決めつける前に、「今日は落ち着いて遊べた」を1つ拾っていい。

あなたのせいじゃない。一人が安心な時期があって当然です。


まとめ

  • 一人遊びは段階でもあり、安心の方法でもある
  • 並行遊び(隣で同じ)が次の一歩になりやすい
  • 無理に輪に入れず、通じ合う体験からでいい

うちの子の一人遊びが「安心」なのか「入れない」なのか整理したい方へ
→ アセスメント&アドバイス