お役立ち情報INFORMATION
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2024.09.04
問題行動の時には反省させず教えるのが吉
そもそも、問題行動は「甘えさせて」の訴えなので 叱ったり反省させるのは、子どもにとってダメージが大きいです。 ダメージが大きくて、傷となり、将来により大きな問題を起こす可能性が示唆されています。 (犯罪心理学) つい、しかったり、もうしないって言わせたりしがちですが それは害なのでやめましょう。 ではどうするかというと、 甘えたい気持ちを受け止めて、かつ教えましょう! よしよしして、気持ちを受け止め、好ましい方法を教えるのです。 アマトレが有効です。 アマトレセミナーで学んでみてください。 お会いできるのを楽しみにしております。
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2024.09.03
お友達のおもちゃを奪う!どうしたらいい?
ほしい!と思ったら即行動、そしてお友達のおもちゃを奪う。 そんな子、多いですね。 どうしたらいいのでしょう? そんなときには、こう教えましょう! 1 まずは大人で練習。奪おうとしたら、おもちゃから手を離さない。 2 「貸して」と教える(させる)。貸し手と言えたら、「いいよ」と返す。 まだおもちゃから手を離さない。 3 子どもに「ありがとう」と言われたら(言わせたら)おもちゃをあげる。 これで、だいぶ定着していきます。 子ども相手だと、必要ないと感じているのか長く時間はかかります。 園の先生などに手伝ってもらって、定着させていけたらと思います。 ほかの子どもで「貸して」といわせるときには おもちゃを奪いそうなときや奪っちゃったときに遭遇したら教えましょう。 そんなときには、 奪う前なら「貸して」と言わせましょう。 奪っちゃった後なら、「奪うのは悲しいね、返しましょう。」→「貸してと言おう」→貸してを言わせる、がよいでしょう。 しかし、貸したくないときもあると思いますので、ちょっと複雑になります。 相手の子が嫌な時には、「今は嫌」と言わせる必要と 嫌と言われたときの子どものネガティブな気持ちを受け止める支援が必要になります。 複雑なので時間はかかりますが、そのうちに定着します。 詳しくお知りになりたい場合には 発達支援講座入門編がおすすめです♡ お会いできるのを楽しみにしております。
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2024.09.02
本を勝手に取ってきた!「貸して」と言わせたい。どうする?
ほしいもの、したいものがあると 勝手に取ってきちゃう子は多いですね。 ダメって言ったでしょ! ダメって言ってるでしょ!! 何度言ったらちゃんと「貸して」と言えるのー?? と悩んでいる方は多いのではないでしょうか。 そんなときには、どうするかです。 貸して、と言わなければ借りられないとわかるように教えたらいいですよ。 たとえば ・本を取る前に「貸してだよ」と教えて、言えたら(言わせても)褒めて、本を取らせる ・本を取っちゃったら、やりなおしってことで、 本を返し、そのあとに「貸して」と言わせて、本を取らせる という感じです。 2から4週間で定着しますから、粘り強くしてみてくださいね! より詳しくお知りになりたいときには 発達支援講座入門編がおすすめです♡ お会いできるのを楽しみにしております。
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2024.09.01
ご飯の途中にすぐに立ち去るとき、どうする?
ご飯に集中しなくて、どっかに行ってしまう相談は多いです。 そんなとき、どうしますか? 多いのが、追いかけてご飯を食べさせる、です。 これは栄養は満たされますが、親が疲れますよね。 それに座って食べるという習慣には程遠いです。 ではどうするかというと ご飯の途中で席を立つと、ご飯はいらないという意味と教える です。 具体的には 席を立つ→「いらないってことだね?」と確認→食事を片付ける 後から欲しいと言ってもあげません! そのとき、いらないってことだねって伝えた後に ちょっと躊躇していそうなら、 ほしいなら座っていようねって座るのを促して座らせて、褒めます。 定着させるには、好ましい行動を褒めることです! 2週間から4週間で身に付いていきますから、粘り強くしてみてくださいね! もっと知りたい方は 発達支援講座入門編がおすすめです♡ お会いできるのを楽しみにしております。
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2024.08.31
お茶をなみなみと注ぎこぼすを繰り返す。どうする?
お茶を水筒からなみなみとコップに注ぎ、 こぼれるのを楽しく繰り返す子がいました。 それ、あなたならどうしますか? ダメだよって繰り返し叱る? これが一般的ですよね。 でも、これだときっと繰り返します。 じゃあ、もっと厳しく叱る? そして反省させて謝らせる? それだと、犯罪者になるリスクが高まります。 ならばどうするかというと きれいに拭かせましょう! 徹底的に対処させましょう。 お茶がこぼれるの嫌だなー 机が水浸しになるから嫌だなー 机を拭くの面倒だなー とはつぶやき続けますが、基本は見守ります。 その後、終わったら さて、きれいに拭きましょう!と一緒にします。 拭き方を教えてあげましょう。 そうすると、拭き方を覚えるし、お茶などをこぼすとどうなるかわかるし とても良い学びになります。 そして、繰り返さなくなりますよ!! そのからくりは ・したいようにして満足 ・応用行動分析学的に(ABA的に)いうと、お茶をこぼした→拭く という面倒なことが結果になることで、お茶をこぼす行動が減る というところだと思います。 何か問題行動を起こしたら、普通の対処法を丁寧に教えようってしたら たいがい治まっていくのではないかなと思います! もっと詳しくお知りになりたい場合には、 アセスメント&アドバイス 発達支援講座入門編 がおすすめです♡ お会いできるのを楽しみにしております。
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2024.08.30
思春期あるある
思春期男子、教室に数人います。 思春期になると、 自分を大人として認めてほしい 自分を子ども扱いしてほしくない 自分の考えを尊重してほしい 自分の思う通りにさせてほしい という欲求が大きくなってきます。 これは、どんな子にもあります。 そのとき、大人の対応としては、 ただ、認めることでしょう。 失敗は自分で受け止めてねって。 情報だけは与えますが、考えてみてねって。 そもそも、自閉症スペクトラムの子は特に 実証しないと気が済まないのですから。 してみないとわからないんですよね。 結果を測定する日を設けて、どちらがいいか一緒に検討がいいかもです。
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2024.08.29
新しい言葉を拒否する理由
自閉症スペクトラムの子で特に多いです。 新しい言葉を拒否します。 というか、使いたくなくて沈黙するか、かたくなに言わずにほかの言葉に執着するか。 たとえば、勘違いして言葉を覚えていた時に 「それは○○だよ」と教えると 「違う!」と怒ったり 辞書で引いて伝えてもかたくなに、間違った言葉を使ったり 無言、沈黙してなかったことにしているのか(納得するための時間かも?) という反応をします。 これは、拒否のように見えますね。 でも、きっと違うんですよね。 受け入れるのは、怖い。(新規不安) 腑に落ちないと使いたくない。 だから、かたくなに使わないんです。 どうしたらいいのか、ですが 少しずつ、脳が拒否しないようにゆっくりと腑に落とす がいいでしょうね。 とにかく負担を与えないことだとは思います。 言えそう、と思うと待って言わせたりもしますが(笑)
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2024.08.23
噛まなくなり頼れるようになった支援
噛まれるのはいやですよね。 親だろうが、支援者だろうが、いやですよね。 大人になっても噛むのが残っていると 力も強いし、本当になんともならなくなります。 まだ小さいうちに、なんとかしたいものです。 ある子も、すぐに噛んでいました。 噛むタイミングは ・心がざわついたとき(ネガティブな気持ち) ・嬉しかったり興奮したとき(ポジティブな気持ち) ・何かを思い出して心がざわついたとき でした。 その子は、いまからお伝えする支援で噛まなくなりました。 その支援とは・・・ ①噛むのは、甘えたい心、頼りたい心なので、よしよしした ②訴えたい気持ちを表す言葉とサインを教えた ③噛むのは痛いから嫌だ、代わりにぎゅーしてッて言ってと伝えた ④同様に、お願いするように教えた です。 これを粘り強くした結果 噛まなくなりました! 代わりに、お願いしたり、ぎゅーしたりしております。 体感したい方はぜひ、発達支援教室クローバーにお越しください。
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2024.08.22
言葉のない子へ サインで訴える力を育てる
言葉がない段階の子は なかなか訴えも、気持ちもわからないことが多いと思います。 なぜか怒ってる 思い立って奪っていった なんてことが多いのではないでしょうか。 では、どうやったら言葉を育てるための訴える力を育てるのかというと・・・ 2つあります! ①一緒に楽しむこと ②気持ちを代弁しまくること です。 これをすると、 してほしいことが増え 気持ちも整っていくので、さらに訴えることが増える。 結果、言葉を教える機会が増え 訴える力も育っていき 言葉が増えていく!! というシステムです。 体験してみませんか? 発達支援教室クローバーでお待ちしております。
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2024.08.21
訴える力がことばにつながる
言葉を育てたいと思うなら、訴える力を育てることです!! なぜならば、訴えたいからこそ、何らかの言葉やサインを覚えるのです。 実際の教室で、こんなことがありました。 とってもくすぐるのが大好きな子が、もっとくすぐってほしいってとても言いたくて あるとき「もっと」「こしょこしょ」と言えました。 言葉がまだ出ていない子も 一人で遊んでいて、私たちにとても来てほしい状況に見えたので 「来て」を教えたら、なんと「来て」と言えたのです。 このように、訴える力が言葉に結び付くのです。 なので、することは何かというと・・・ 訴える力を育てること!! どうしたらいいかというと・・・ 一緒にとっても楽しいことをすること!! です。 楽しいと、もっとしてほしくなるのが人間ですからね。 言葉を育てたい方、訴える力を高めたい方は 教室にどうぞお越しください。